浸潤がんとはどのような状態のがんですか?
体は膜で覆われており、がん細胞が増えた結果、その膜を破って成長した状態を浸潤がんと言います。
浸潤がんとは、がん細胞が体の表面を超えて内側に広がった状態です。体は上皮と呼ばれる膜で覆われています。浸潤がんは、体の表面や臓器(内臓)の表面、食道や気管などを覆う部分(上皮)を超えて、体の中に増えていくがんの状態です。
がんが上皮の部分でとどまっている場合には、血管などが少ないため、がんがほかの場所に広がる可能性はほとんどありません。しかし、上皮とその内側の境界部にある基底膜と呼ばれる膜の下にがんが進んでしまうと、血管やリンパ管などが豊富にあり、その流れに乗って、がんが全身に広がる可能性が高くなってしまいます。
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東京女子医科大学附属足立医療センター 乳腺外科
湯川 寛子 監修
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