破傷風には初期症状はありますか?
開口障害のほか、肩こり、歯ぎしり、寝汗、舌のもつれ、顔の歪み、歩行障害などがあります。
破傷風の病期はⅠ~Ⅳ期に分けられています。
そのうちⅠ期では、典型的な症状として、口を開けにくくなる症状(開口障害)があり、食物摂取が困難になります。この開口障害は、口を開けにくいだけでなく、口を閉じにくいといった症状を伴うこともあります。
この症状は多くの患者さんで現れますが、初期には頭部や局所の症状にとどまることもあります。
肩こり、歯ぎしり、寝汗、舌のもつれ、顔の歪み、歩行障害などが起こることもあります。これらの症状は、必ずしもすべてが現れるわけではありません。
また、自律神経の亢進症状もよくみられ、早期症状としてイライラや、落ち着きのなさ、発汗や頻脈などがあります。
これらの症状は、他の疾患でもみられるため、破傷風特有の症状とは限りません。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
破傷風
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ