破傷風
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/04/10
あなたの症状と破傷風の関連をAIでチェックする
破傷風について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
破傷風と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
体温が37.5℃以上
- 自覚した時期
- 3週間以上前から
- 症状の程度
- 38℃より高い
口が上手く開かない
- 自覚した時期
- 1-7日前から
食べ物が飲み込みにくい
- 自覚した時期
- 12時間以内から
首に症状がある
- 症状の程度
- 日常生活に支障が出る程度に痛む
筋肉痛がある
- 症状の頻度
- ほぼ毎日同じような症状がある
破傷風とはどんな病気ですか?
破傷風菌の感染によって起こる感染症です。自然界に存在する菌が傷口から侵入して感染します。症状は筋肉の強張りや高血圧、頻脈など自律神経の異常です。致死率が10-20%程度の恐ろしい感染症です。生後3ヶ月から予防接種を受けられます。
破傷風の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
破傷風への対処法は?
人工呼吸や免疫グロブリン治療など専門的な治療が必要になります。
破傷風の専門医がいる近くの病院はありますか?
破傷風の専門医がいる病院を見る破傷風のQ&A
- A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説以下のような傷は破傷風になりやすいと言われています。
- 傷の性状が複雑(剥離など)
- 1cm以上の深さの傷
- 挫創、刺創、熱傷、重症凍傷、銃創などの深い傷
- 赤み、腫れ、痛みがある傷
- 土、糞便、唾液などが付いた汚染された傷
このような外傷を受けたあと、3日~3週間の間に開口障害などがみられた場合には、破傷風の可能性があります。
ただし、これらの症状は破傷風特有のものではなく、他の疾患でもみられることがあります。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、破傷風かどうかの参考となるセルフチェックができます。ぜひご活用ください。
しかし、セルフチェックはあくまで目安であり、自己判断は危険です。必ず医療機関を受診し、医師の診断を受けてください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る佐原利典.破傷風(tetanus)|症状からアプローチするインバウンド感染症への対応 - 感染症クイック・リファレンス.日本感染症学会,https://www.kansensho.or.jp/ref/d54.html(参照 2025-01-17)
鈴木将史.“破傷風”.日本赤十字社 松山赤十字病院.https://www.matsuyama.jrc.or.jp/media/careers/PDF/resident/e/conference/2021/canfr303.pdf,(参照 2025-01-17). - A.
開口障害のほか、肩こり、歯ぎしり、寝汗、舌のもつれ、顔の歪み、歩行障害などがあります。
解説破傷風の病期はⅠ~Ⅳ期に分けられています。
そのうちⅠ期では、典型的な症状として、口を開けにくくなる症状(開口障害)があり、食物摂取が困難になります。この開口障害は、口を開けにくいだけでなく、口を閉じにくいといった症状を伴うこともあります。
この症状は多くの患者さんで現れますが、初期には頭部や局所の症状にとどまることもあります。
肩こり、歯ぎしり、寝汗、舌のもつれ、顔の歪み、歩行障害などが起こることもあります。これらの症状は、必ずしもすべてが現れるわけではありません。
また、自律神経の亢進症状もよくみられ、早期症状としてイライラや、落ち着きのなさ、発汗や頻脈などがあります。
これらの症状は、他の疾患でもみられるため、破傷風特有の症状とは限りません。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る佐原利典.破傷風(tetanus)|症状からアプローチするインバウンド感染症への対応 - 感染症クイック・リファレンス.日本感染症学会,https://www.kansensho.or.jp/ref/d54.html(参照 2025-01-17)
鈴木将史.“破傷風”.日本赤十字社 松山赤十字病院.https://www.matsuyama.jrc.or.jp/media/careers/PDF/resident/e/conference/2021/canfr303.pdf,(参照 2025-01-17). - A.
開口障害から始まり、全身の筋肉が固くなることにより、呼吸ができなくなったりします。
解説破傷風の病期は一般的に以下のⅠ~Ⅳ期に分けられており、発症から回復まで通常4~6週間続きます。ただし、個人差や重症度によって経過は異なります。
- Ⅰ期:口を開けにくくなる(開口障害)。イライラや、落ち着きのなさ、発汗や頻脈(自律神経の亢進症状)などがある
- Ⅱ期:開口障害が徐々に強くなり、ひきつり笑いがみられるようになる
- Ⅲ期:頸部から背筋の筋肉が緊張し、発作的な強直性痙攣が出始める。大きな音や接触、光などの感覚刺激によって筋痙攣が出ることがある。無呼吸になり、背を反らしたような姿になることがある。意識障害はなく、強い筋収縮により痛みが伴う
- Ⅳ期:症状が次第に軽快していく。ただし、後遺症が残る場合もあります
Ⅲ期が最も生命に危険のある状態であり、人工呼吸などの全身管理が必要になります。重症例では、自律神経障害による不整脈や血圧変動、高熱などがみられることもあります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本小児科学会.“二種混合ワクチン”..https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/VIS_B-11nishukongou_20240401.pdf,(参照 2025-01-17).
佐原利典.破傷風(tetanus)|症状からアプローチするインバウンド感染症への対応 - 感染症クイック・リファレンス.日本感染症学会,https://www.kansensho.or.jp/ref/d54.html(参照 2025-01-17)
鈴木将史.“破傷風”.日本赤十字社 松山赤十字病院.https://www.matsuyama.jrc.or.jp/media/careers/PDF/resident/e/conference/2021/canfr303.pdf,(参照 2025-01-17).
破傷風について、医師からのよくある質問
- 体温は37.5℃以上ですか?
- 最近、手足を思ったように動かしにくくなった、不器用になったと感じますか?
- 発音が正しくできないと感じますか?
- 口が上手く開かない状態ですか?
- 手足などに力の入らない部分はありますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 小児科
- 救急科