破傷風のセルフチェックはできる?なりやすい傷口の特徴は?病院に行く目安は?
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破傷風が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
破傷風が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
外傷後3週間以内に開口障害などが出始めた場合には、すぐに受診するようにしてください。
破傷風は致死率が高い感染症です。治療の遅れによる重症化を防ぐため、破傷風が疑われる場合には症状の程度に関わらず、なるべく早く受診してください。
破傷風の典型的な初期症状としては、口を開けにくくなる症状(開口障害)があり、食物摂取が困難になります。
肩こり、歯ぎしり、寝汗、舌のもつれ、顔の歪み、歩行障害などが起こることもあります。これらの症状は、必ずしもすべてが現れるわけではありません。
また、自律神経の亢進症状もよくみられ、早期症状としてイライラや、落ち着きのなさ、発汗や頻脈などがあります。これらの症状は、他の疾患でもみられるため、破傷風特有の症状とは限りません。
潜伏期間は3日から3週間ですので、外傷後にこのような症状が出た場合や、少しでも気になる症状があれば、気付いた時点で受診するようにしてください。
特に、深い傷や汚染された傷の場合は、より注意が必要です。
(参考文献)
破傷風のセルフチェックはできますか?
破傷風のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
以下のような傷は破傷風になりやすいと言われています。
- 傷の性状が複雑(剥離など)
- 1cm以上の深さの傷
- 挫創、刺創、熱傷、重症凍傷、銃創などの深い傷
- 赤み、腫れ、痛みがある傷
- 土、糞便、唾液などが付いた汚染された傷
このような外傷を受けたあと、3日~3週間の間に開口障害などがみられた場合には、破傷風の可能性があります。
ただし、これらの症状は破傷風特有のものではなく、他の疾患でもみられることがあります。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、破傷風かどうかの参考となるセルフチェックができます。ぜひご活用ください。
しかし、セルフチェックはあくまで目安であり、自己判断は危険です。必ず医療機関を受診し、医師の診断を受けてください。
(参考文献)
破傷風になりやすい傷口の特徴を教えてください。
破傷風になりやすい傷口の特徴を教えてください。
破傷風になりやすい傷口は、小さくて深い傷です。これは、酸素を嫌う破傷風菌が育ちやすい環境だからです。
破傷風になりやすい傷口は、小さくて深い傷です。破傷風は、嫌気性菌と呼ばれ、空気が多くある環境を好みません。逆に空気が少ない環境で増える特徴があります。したがって、浅い傷の場合、酸素に触れることが容易になってしまうため、破傷風菌が増えるのに適した環境ではありません。
しかし、傷口が小さく、かつ深い傷であれば、内部では空気が少なくなり、破傷風菌が増えやすくなります。つまり、針を刺した、動物に噛まれたなど、小さくて深い傷は破傷風になりやすい傷口と言えるでしょう。
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編集・監修基準について
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富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
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