乾癬性関節炎ではどのような症状がありますか?
皮膚症状と関節症状の2種類の症状が見られ、多彩な症状を呈します。
乾癬性関節炎では、乾癬と同じ皮膚症状に加えて関節に炎症が見られます。具体的な症状を以下にご紹介します。
皮膚症状
- 特に頭皮、肘、膝で生じる発赤、皮膚の盛り上がり、鱗屑(りんせつ)、落屑(らくせつ)など
- 爪に生じる点状のへこみ、爪の剥がれやすさ、爪が分厚くなるなど
関節症状
末梢関節炎
手足の指の第1関節を中心に、左右非対称にいくつもの関節に腫れや痛みが生じます。
腱付着部炎
アキレス腱や膝蓋腱など、腱・靱帯が骨に付くところに痛みが生じます。
指趾炎
手足の指がソーセージのように全体的に腫れます。足の第3・4趾によくみられます。
脊椎関節炎
背骨や仙腸関節に炎症が起こることで、安静時に強くなり、動き出すと改善する腰痛が起こります。
これらの症状は全員に当てはまるわけではありません。症状の発生の範囲や程度、経過は非常に多様です。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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