マレットフィンガー(槌指)が治らないのはなぜ?自分で治せる?
槌指(マレットフィンガー)について、特に知りたいことは何ですか?
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槌指(マレットフィンガー)が治らないのはなぜですか?
槌指(マレットフィンガー)が治らないのはなぜですか?
十分な装具固定を守っていない場合や、骨折を伴う重症例である場合などがあります。
この病気が治らない、または治りにくい主な原因には、患者さんが治療の指示を正しく守れない場合や、重度の骨折を伴う損傷であるため手術療法が必要な場合などがあります。具体的には以下のような場合です。
固定の不徹底
装具を使用する保存加療において、指先の第1関節をまっすぐに固定し続けることが非常に重要です。自己判断で装具を外したり、固定期間を守らなかったりすると、指を伸ばす伸筋腱が修復できずに治癒が難しくなります。
治療開始の遅れ
怪我をしてから時間が経つと、腱や骨折部位が元の位置に戻りにくくなり、治療に苦労することが多くなります。
重度の損傷
骨折を伴い、骨片が大きくずれている場合や、関節が脱臼しかけている場合(亜脱臼)など、重度の骨性マレットでは、手術による正確な整復と固定が必要になります。骨折の重症度によっては、手術を行った場合でもリハビリを含めた治療期間が長くなる場合があります。
合併症の発生
治療過程で「スワンネック変形」や細菌感染症、皮膚トラブルなどの合併症が発生すると、機能回復が困難になることがあります。
この病気は正常な経過でも治療期間が長くなることが一般的です。治療に難渋する原因は個々の状況によって異なるため、十分に医師の話を聞くようにしましょう。
(参考文献)
槌指(マレットフィンガー)を自分で治すことはできますか?
槌指(マレットフィンガー)を自分で治すことはできますか?
自己診断や民間療法は危険であり、自分で治すことはできません。
この病気を自己判断で治すことはできません。この病気の治療法を決定するためには、怪我をした指が、伸筋腱の損傷(腱性マレット)なのか、それとも骨折を伴っているか(骨性マレット)を確認するため、X線(レントゲン)撮影などの専門的な検査が必ず必要になります。そのうえで損傷の詳細や、患者さんの状況に応じて手術の必要性を専門的に判断します。
また、突き指に対して「指を引っ張る」などの民間療法は、骨折や脱臼がある場合に状態をさらに悪化させる危険性があるため、絶対に避けてください。槌指は早い段階で適切な治療を始めることができれば、良好な治療結果が得られます。この病気が疑われる症状がある場合は、すみやかに整形外科を受診して適切な治療を受けるようにしましょう。
(参考文献)
槌指(マレットフィンガー)の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
槌指(マレットフィンガー)の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
装具の自己着脱を避けるようにして、定められた期間は第1関節をまっすぐ固定し続けることです。
この病気の治療中に最も気を付ける必要があるのは、「指示された固定(装具やシーネ)をしっかりと守ること」です。特に腱性マレットで行われることの多い保存的治療においては、患者さんが自分で不必要に固定を外さないことが非常に重要になります。装具を外してしまうと、せっかく癒合しようとしている指を伸筋腱が、再び離れてしまうリスクがあります。また、それ以外にも装具を装着している際は、次のような点に注意が必要です。
皮膚のトラブル
装具の締めすぎや、極端に指を反らせた状態での固定は、皮膚の血流が悪くなる原因となるため避けましょう。
衛生管理
週に一度程度、医師の指示のもとで装具を一時的に外し、皮膚を清潔に保つ必要があります。この頻度は状況によって異なるため、医師の指示に従いましょう。
その他、突き指に対してよく行われる「指を引っ張る」といった民間療法は、骨折や脱臼がある場合に状態を悪化させる可能性があるため、絶対に避けてください。
(参考文献)
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編集・監修基準について
本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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