槌指(マレットフィンガー)のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
この病気を自分で完全に診断することはできませんが、疑うべき症状があるかどうかをチェックすることは可能です。セルフチェックの方法には以下のようなものがあります。
- 怪我をした指の第2関節(PIP関節)を、反対の手でしっかりと抑えます。
- その状態から、指先の第1関節(DIP関節)を、自分の力だけでまっすぐに伸ばせるかどうか試します。もし、指の第1関節が曲がったままになり、自分の力ではまっすぐ伸ばせない場合は、この病気の可能性があります。
- この際、誰かに手伝ってもらったり、反対の手でつまんだりすれば関節を伸ばすことができます。
このチェックで槌指が疑われる場合は、自己判断せず、すぐに整形外科を受診してください。指を引っ張るなどの民間療法は、骨折や脱臼を見逃す可能性があり危険です。病気の状況によっては手術が必要な場合があり、診療に精通している整形外科医が手術の必要性を判断します。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、槌指かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。
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(参考文献)
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槌指(マレットフィンガー)
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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