性行為未経験でも子宮頸がん検診は必要ですか?
性行為の経験がなくても、子宮頸がん検診は必要です。
性行為の経験がなくても、子宮頸がん検診は必要です。
子宮頸がんの主な原因はヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染ですが、まれに性交渉以外の接触でも感染する可能性があります。HPV以外の要因で発症するケースもありますし、子宮頸がんは20代以降で罹患率が高くなることが知られています。
性行為経験の有無にかかわらず、日本では細胞診の場合、20歳以上で2年に1回、HPV検査の場合は30歳以上で、基本的に5年に1回の検診受診が推奨されています。
検診時に器具やブラシを挿入するため、痛みを伴う可能性がありますので、心配な場合は婦人科医に相談しましょう。自身のリスクや検査方法、検査の実施について個別にアドバイスが受けられます。早期発見のためにも、定期的な検診の受診が大切です。
株式会社BearMedi 臨床検査技師
佐々木 祐子 監修
(参考文献)
がん検診.厚生労働省,https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000059490.html(参照 2025-05-30)
国立がん研究センター.子宮頸がん 予防・検診.国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方向けサイト,https://ganjoho.jp/public/cancer/cervix_uteri/prevention_screening.html(参照 2025-06-09)
国立がん研究センター.子宮頸部:[国立がん研究センター がん統計].国立がん研究センター がん統計,https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/17_cervix_uteri.html(参照 2025-02-27)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
子宮頸がん
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ