鼓腸の場合、看護するうえで気をつけることはありますか?
排便回数や性状、腹痛の有無などに気をつけましょう。
鼓腸の場合、看護の要点としては、排便回数や性状、腹痛の有無などに気をつけましょう。患者さんのお腹が張っていて、打診(お腹に指を当て、反対側の指で叩く)でポンポンと太鼓で叩いたような音がすれば、鼓腸であると推測できます。
なんらかの原因で便秘になっていることが多いため、排便回数(何日間出ていないか)や排便性状(便が硬いか)といった点には注意が必要です。特に入院中の患者さんは、身体を動かす量が普段より大きく減るため、便秘が悪化することが多いです。
このような便秘の評価のほかに、急を要する所見がないかも大切です。お腹が張っているだけではなく、強い腹痛がある、嘔吐を繰り返す、発熱がある、といった随伴症状は急を要する可能性があります。これらの症状があれば、速やかに医師に報告しましょう。


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医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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