褐色細胞腫
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「褐色細胞腫」とはどのような病気ですか?
医療法人泰水会濵﨑クリニック 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
腎臓の上には副腎という小さな臓器があります。その中心部の髄質から発生する腫瘍です。
解説
腎臓の上にある「副腎」という臓器の中心部である「髄質」に発生する腫瘍です。ホルモンを出す細胞が元になってできる腫瘍で「神経内分泌腫瘍」と言われます。
褐色細胞腫は「カテコールアミン」という血管を収縮して血圧を上げたり、心臓の動きを活発にしたりするホルモンを過剰に分泌する腫瘍です。そのため、高血圧になったり心臓の病気になったりすることがあります。症状がなく、偶然に見つかる場合もあります。
褐色細胞腫の約10%は、周りの臓器を障害する悪性腫瘍で、骨や肝臓、肺などに転移することがあります。
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(参考文献)
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