サルコペニアの場合、歩行速度はどうなりますか?
サルコペニアでは足の筋肉が弱くなるため、歩く速さが遅くなります。
サルコペニアになると、足の筋肉が弱くなるため、歩く速さが遅くなります。一般的な基準では、歩行速度が1秒間に0.8メートル未満(4メートルを5秒以上かけて歩く)の場合、身体機能の低下があると判断されます。
歩く速さが遅い人は転びやすくなったり、日常生活が制限されたり、将来介護が必要になる可能性が高くなります。
歩行速度を測定するのは簡単で、平らな場所で普通に歩いてもらい、その速さを計ります。歩行速度を改善するには、足の筋力トレーニング(スクワットなど)、バランス訓練、ウォーキングなどの運動が効果的です。
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
(参考文献)
Cho MR et al. A Review of Sarcopenia Pathophysiology, Diagnosis, Treatment and Future Direction. J Korean Med Sci. 2022, 37, e146.
一般社団法人 日本サルコペニア・フレイル学会.サルコペニア診療ガイドライン 2017年版のCQとステートメント.一般社団法人 日本サルコペニア・フレイル学会,https://www.jasf.jp/contents/guidelines.html(参照 2025-06-24)
A. Sayer, et al. Age Ageing. 2022, 51(10), afac220.
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