稽留流産と言われたあと、実は赤ちゃんが生きていた(診断が覆る)ケースはありますか?
一度診断がついた場合には覆ることは少ないでしょう。
稽留流産の診断は、胎児の発育や心拍の有無を慎重に確認したうえで行われます。特に妊娠初期は、排卵日や着床日のずれなどもあるため、一度の検査だけで確定診断を行わず、数日から1週間程度あけて、再度超音波検査を実施することが一般的です。そのため、稽留流産と確定診断された場合に、その診断が覆ることはまれです。
一方で、「今回は胎児の発育や心拍がまだ確認できないため、稽留流産の可能性があります」と説明された段階では、まだ確定診断ではありません。このような場合には、次回の受診で胎児の発育や心拍が確認され、正常妊娠と診断されることもあります。不安な場合は、自分が「稽留流産と確定診断された」のか、それとも「可能性がある段階」なのかを主治医に確認し、今後の予定や受診時期について十分に説明を受けることが大切です。
稽留流産について、特に知りたいことは何ですか?
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松本レディースIVFクリニック/成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
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