靭帯損傷の治療を開始してから治るまでの流れを教えてください。
まず診断、次に安静やアイシング、リハビリなどの治療を行います。必要に応じて手術も行われます。
靱帯損傷の治療は、まず医療機関での診断から始まります。
X線やMRI（磁気共鳴画像法）を用いた画像検査により、損傷の程度を評価し、適切な治療方針が決定されます。
軽度の損傷（捻挫など）であれば、安静にし、アイシングや圧迫、挙上（高い位置に上げること）を行うR.I.C.E.法が効果的です。
中度以上の損傷の場合、手術が必要になることもあります。手術後は理学療法士によるリハビリテーションが行われ、筋力強化や関節の可動域改善を目指します。
全体的な回復には数週間から数ヶ月、重症例では1年程度かかることもあります。
治療の進行状況に応じて再評価を行い、最終的には再発防止のためのトレーニングやストレッチが重要です。
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
(参考文献)
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