足の筋肉の張りがある場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
頻繁に足の筋肉が張る、こむら返りを起こす場合は内科や整形外科を受診しましょう。
足の筋肉の張りが一過性のものであれば、過度な心配は不要な場合が多いです。一方で、生活に支障をきたすほど頻繁に足の張りが起こる場合や、足を酷使したなどの理由もなく頻繁につる場合は、思わぬ病気のサインである可能性も考えられるため、医療機関を受診することをおすすめします。
初期の受診先としては、幅広い病気を診ることのできる内科が適切です。もし腰痛や下肢のしびれなど、腰の神経症状を起こす病気が考えられる場合は、整形外科を受診しましょう。より専門的な診察が必要と判断された場合、以下のような診療科に紹介されるでしょう。
- 糖尿病・代謝内科: 糖尿病やミネラルバランスの異常が原因の場合
- 腎臓内科: 腎不全が原因の場合
- 血管外科: 下腿静脈瘤など血管の病気が原因の場合
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
日本整形外科学会,日本脊椎脊髄病学会. 腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン2021(改訂第3版) . 南江堂. 2021
創傷・褥瘡・熱傷ガイドライン策定委員会. 下腿潰瘍・下肢静脈瘤診療ガイドライン(第 3 版). 日皮会誌. 2023, 134, 225-272.
日本静脈学会ガイドライン委員会.“下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術のガイドライン2019”.日本静脈学会.https://j-ca.org/wp/wp-content/uploads/2019/08/30_19-supplement.pdf,(参照 2025-07-14).
伊藤 正明ほか.“肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断,治療,予防に関するガイドライン(2017年改訂版)”.日本循環器学会.https://js-phlebology.jp/wp/wp-content/uploads/2020/08/JCS2017.pdf,(参照 2025-07-14).
宮田 哲郎ほか.“末梢閉塞性動脈疾患の治療ガイドライン (2015 年改訂版)”.日本循環器学会.https://plaza.umin.ac.jp/~jscvs/wordpress/wp-content/uploads/2020/06/JCS2015miyatah.pdf,(参照 2025-07-14).
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