日中の強い眠気で、立ってても眠いのはなぜですか?
立っていても眠いのは、深刻な睡眠不足や睡眠の質が悪いサインです。ナルコレプシーなどの可能性もあります。
普通、立っている時は座っている時よりも体が緊張しているため、眠気を感じにくいものですが、それでも眠いというのは、体が発している「SOSサイン」かもしれません。
最も考えられるのは、単純ですが深刻な「睡眠不足」です。毎日の睡眠時間が慢性的に足りていないと、脳の休息が追いつかず、立っている状態を維持する緊張感よりも、眠気の圧力が勝ってしまいます。
また、夜に十分な時間寝ているつもりでも、睡眠時無呼吸症候群などで睡眠の質が極端に悪いと、脳はしっかり休めておらず、日中に強い眠気に襲われます。
さらに、ナルコレプシーなどの場合、場所や状況に関わらず、耐え難い眠気に襲われる「睡眠発作」が起こることがあり、立っていても眠ってしまうことがあります。続くようなら医療機関への相談が必要です。
「日中の強い眠気」について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
「日中の強い眠気」について、気になる症状はありますか?
もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
厚生労働省.“健康づくりのための睡眠ガイド2023”.厚生労働省.https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001181265.pdf,(参照 2025-11-25).
Pérez-Carbonell et al. Understanding and approaching excessive daytime sleepiness. Lancet (London, England). 2022, 400, 1033-1046.
Maski, Kiran, and Judith A Owens. Insomnia, parasomnias, and narcolepsy in children: clinical features, diagnosis, and management. The Lancet. Neurology. 2016, 15, 1170-81.
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
日中の強い眠気
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです