日中も著しく眠い
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2023/07/28
「日中も著しく眠い」がどの病気に関連するかAIでチェックする
日中も著しく眠いという症状について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
「日中も著しく眠い」はどんな症状ですか?
日中も著しく眠いとは
「日中の強い眠気」とは、昼間に耐えられないほどの強い眠気を感じ、疲れや集中力低下により仕事や日常生活に支障が生じる症状で、夜間の睡眠時間が不足しているわけではないのに昼間に強い眠気がある場合は月経や過眠症などの可能性があり、原因によって様々な病気や症状が考えられます。
「日中も著しく眠い」に関連する症状はありますか?
「日中も著しく眠い」のQ&A
- A.
ナルコレプシーなどの過眠症が考えられます。
解説寝ても寝ても眠い場合、考えられる原因としては、以下のような病気が挙げられます。
寝ても寝ても眠い場合に疑われる病気
など
受診の際、現在内服中のお薬がわかるお薬手帳などを持参してください。また、これまでの既往歴や、血の繋がったご家族の既往歴なども答えられるようにしておくとスムーズです。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本神経治療学会. 標準的神経治療:不眠・過眠と概日リズム障害. 神経治療. 2016, 33, p.575-609.
日本睡眠学会.“睡眠障害のスクリーニングガイドライン”.日本睡眠学会.https://jssr.jp/files/introductory/kit-2.pdf,(参照 2024-04-15). - A.
寝ても寝ても眠い女性では、更年期障害やうつ病、睡眠時無呼吸症候群などの可能性が考えられます。
解説寝ても寝ても眠い女性の病気として、疑われる病気は以下の通りです。
寝ても寝ても眠い場合に疑われる病気(男女共通)
など
寝ても寝ても眠い場合に疑われる病気(女性限定)
など
いずれも、ホルモンバランスによる眠気です。婦人科に相談しても良いでしょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本神経治療学会. 標準的神経治療:不眠・過眠と概日リズム障害. 神経治療. 2016, 33, p.575-609.
日本睡眠学会.“睡眠障害のスクリーニングガイドライン”.日本睡眠学会.https://jssr.jp/files/introductory/kit-2.pdf,(参照 2024-04-15). - A.
運転中や仕事中の強い眠気が何日も続く場合は、病気である可能性があります。
解説はい。運転中や仕事中の強い眠気が何日も続く場合は、病気の可能性が疑われます。
症状が続く場合は、以下のような病気の可能性があります。強い眠気が続く場合に疑われる病気
など
運転や危険を伴う仕事は避け、早めに精神科の受診をご検討ください。
受診の際、現在内服中のお薬がわかるお薬手帳などを持参してください。また、これまでの既往歴や、血の繋がったご家族の既往歴なども答えられるようにしておくとスムーズです。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本神経治療学会. 標準的神経治療:不眠・過眠と概日リズム障害. 神経治療. 2016, 33, p.575-609.
日本睡眠学会.“睡眠障害のスクリーニングガイドライン”.日本睡眠学会.https://jssr.jp/files/introductory/kit-2.pdf,(参照 2024-04-15). - A.
昼間に耐えられないほどの強い眠気を感じ、疲れや集中力低下のために仕事や日常生活に支障が生じる症状です。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る仕事中や車の運転中など、寝てはいけない時も我慢できないほど異常な眠気を感じてしまう症状のことをいいます。
通常の眠気であれば、コーヒーを飲む、ガムを噛む、軽く体を動かすなどの気分転換などで覚ますことができますが、異常な眠気はそのような行動によって紛らわせることが困難です。 - A.
睡眠時間を確保しても日中の強い眠気が続く場合は睡眠外来、無呼吸の症状があれば呼吸器科や耳鼻科を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る日中の強い眠気の原因はさまざまですが、日常生活や社会活動に支障が出ている場合は、病院で相談するほうがよいでしょう。
また、夜間のいびきや無呼吸など、睡眠時無呼吸症候群の徴候がある場合も、治療によって改善できる可能性があるため、病院(睡眠外来、呼吸器科、耳鼻科等)を受診しましょう。
日中の眠気は、交通事故や仕事上のミスにつながることがあります。自分でなんとかしようとせずに、早めに専門家に相談しましょう。
受診先がわからない場合は、かかりつけ医や会社の産業医に相談してみましょう。 - A.
眠くなる頻度や場面、就寝・起床の時間といった睡眠スケジュール、夜中に目が覚めるなど夜間の睡眠について気になることを詳しく伝えてください。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る下記のような点を中心に医師に説明するとよいでしょう。
- どのくらいの頻度で(毎日なのか、週数日なのか)眠くなるのか
- どのような場面で(電車に乗っている時、大事な会議中、運転中)眠くなるのか
- 何時頃に布団に入るか
- 寝付くまでにどの程度の時間がかかるか
- 夜中に目が覚めることはあるか
- 昼寝の習慣はあるか
- 平日と週末の睡眠スケジュールに違いがあるか
- A.
夜に眠れない、昼間に眠気が長時間続く、日常生活でだるさや集中力の低下、気分の沈みを感じるといった場合は受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る下記のような場合には受診が勧められます。
- 昼間の眠気がつらく、夜の睡眠をしっかりとっても改善しない
- 夜間なかなか眠れない
- 仕事中や運転中に眠気が起こるなど、日常生活に支障がある
- 眠気の他にだるさや集中力の低下、気分の沈みなどが見られる
- A.
内科や耳鼻科、精神科の受診をお薦めします。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る眠っている時のいびきや無呼吸があるようであれば、睡眠時無呼吸症候群の検査ができる呼吸器内科や耳鼻科を受診しましょう。
他方、寝つきが悪い、眠りが浅いなど、夜間の睡眠がうまく取れない場合や、ストレスを抱えていたり気分が落ち込んだりといったメンタル面の不調を伴う場合には、精神科・心療内科を受診してください。
最近では「睡眠外来」といって、睡眠に関する相談全般に対応してくれる外来も増えてきています。 - A.
まずは睡眠不足を解消しましょう。生活リズムを整え、可能であれば短時間の午睡を取りましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る日中の強い眠気に対して即効性のある対処法としては、まずは慢性的な睡眠時間の不足を解消することです。
可能であれば起床時間を決めて、必要な睡眠時間を逆算して入眠できる生活リズムを心がけましょう。短時間の午睡(15分程度)が効果的なこともあります。
睡眠不足を解消しても日中の強い眠気がある場合は、過眠症などの睡眠障害や身体疾患、精神疾患が原因である可能性があるため、睡眠外来や精神科・心療内科を受診しましょう。 - A.
規則正しい十分な睡眠、ストレスの発散、減量・減酒、寝る3~4時間前にはカフェインを摂取しないことなどが挙げられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る最も重要なのは規則正しい睡眠です。ストレスは睡眠障害の原因となるため、なるべくストレスを溜め込まないような生活を心がけましょう。
また、太りすぎや飲酒は睡眠時無呼吸症候群を引き起こす場合があり、減量や減酒によって症状が改善することもあります。なお、眠れないからといってベンゾジアゼピン系睡眠薬を使用すると、無呼吸は悪化することがあるため、薬の使用については医師と相談してください。
シフトワークで夜勤がある方については、睡眠障害の対策として、以下の点を心がけるようにしましょう。- 前日は十分な睡眠をとる
- 仕事に入る前に十分な食事と水分補給をする
- できれば深夜2〜4時に30分程度の仮眠をとる
- 勤務中の照明は明るくする
- カフェインの作用には個人差があるので、自身に対する効き目をきちんと把握して使用する
- 夜勤明けは予定を入れず早めに寝る
- A.
まずは医療機関を受診し、医師の指示を受けましょう。市販薬を使う際も、副作用を伴うことがあるので医師に相談しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るナルコレプシーの診断が下っている場合、「中枢神経刺激薬」と呼ばれる治療薬が効果的と言われます。
また、夜間の睡眠障害のために日中に眠気がある場合は、睡眠習慣や寝室環境の改善、適切な薬物療法によって夜間の睡眠が安定して確保できると、症状が改善することが多いです。
なお、薬は適切に使用すれば効果的ですが、誤った用い方をすると症状の悪化や副作用を引き起こす場合があるため、あらかじめ医師に相談して指示を仰ぐようにしてください。 - A.
ストレスによる睡眠障害が原因となって、日中の強い眠気が起こる場合があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るストレスや生活の変化が原因で自律神経のバランスが乱れると、交感神経の働きが優位となり、脳が興奮状態になります。これによって睡眠障害が起こると、結果的に日中に強い眠気を引き起こすことがあります。
- A.
生理の2週間前から症状がある場合、可能性があります。気分の低下やむくみ、お腹の張りなどを伴うことがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る月経前の3~10日間にわたって症状が続き、かつ月経開始とともに症状が軽くなったり解消したりする場合、月経前症候群の可能性があります。月経前症候群の場合、日中の強い眠気以外に、気分の低下やむくみ、お腹の張りといった症状を伴うことがあります。
なお、月経前症候群の原因ははっきりとはわかっていません。一説によれば、女性ホルモンの変動が関わっていると考えられています。
治療法としては、低用量ピルなどの排卵抑制療法、漢方、その他症状を和らげる薬などを用いた薬物療法が主となります。 - A.
寝付きが悪い、よく途中で目が覚めるなどの症状が1ヶ月以上続き、日中の眠気・だるさ・集中力や食欲の低下などがある場合は可能性があります。
解説不眠症が原因となって日中に強い眠気の症状をきたすこともあります。不眠には以下のようにいくつか種類があります。
- 寝付けない(入眠困難)
- 寝付いても頻回に覚醒する(中途覚醒)
- 起きる時間よりも早く目が覚めて二度寝できない(早朝覚醒)
こうした夜間の不眠を治療することで、日中の強い眠気が改善することがあります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る - A.
感情の起伏が激しい状態が続き、憂鬱な気分やイライラ、集中力の低下などがある場合は可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るうつ病の一つの症状に「不眠または過眠」があり、うつ病によって日中に強い眠気を感じる場合もあります。
うつ病の特徴的な症状としては、抑うつ気分に陥ったり、これまで楽しめていたことに興味を持てなくなったりといった症状が挙げられます。その他、以下のような症状が見られることもあります。- 食欲の減退または増加
- 疲労感
- 気力の減退
- 罪責感
- 思考力や集中力の減退
- 死についての反復思考
うつ病の診断は睡眠に関すること以外も含めて包括的に行われますので、心療内科・精神科を受診しましょう。
- A.
夜間にしっかりと寝ているにもかかわらず日中に強い眠気を感じる場合、可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る夜にしっかりと寝ているにもかかわらず日中に強い眠気を感じる場合、過眠症やナルコレプシーの可能性があります。
過眠症では、睡眠時間が7時間取れているにもかかわらず、過剰な眠気を感じます。
ナルコレプシーは睡眠障害の一つで、睡眠発作や日中の過剰な眠気以外の症状として、脱力発作、入眠時の幻覚、睡眠麻痺などが見られます。治療としては、中枢神経刺激薬が使われます。 - A.
睡眠時の大きないびきが日常化している場合や、気になる症状がある場合、可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る以下のような症状や病気が見られる場合、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
- いびきや無呼吸(ベッドパートナーへの確認が必要)
- 中途覚醒
- 喉の渇き
- 早朝覚醒
- 起床時の熟眠感のなさ
- 薬でなかなか治らない高血圧
夜間の睡眠がうまくとれていないと、日中に眠気を感じ、イライラしたり集中力や判断力が低下したりしやすくなります。
- A.
睡眠不足や睡眠の質の低下、体内時計の乱れ、ストレス、飲酒、カフェインの過剰摂取などが考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る仕事や子育て、介護などのために夜の睡眠がとれていない(時間が短い、質が悪い)と、日中に眠気が起こりやすくなります。ゲームやインターネットによる夜更かしにも要注意です。
睡眠覚醒スケジュールの不適切さが日中の眠気を引き起こしている場合、毎日の睡眠時間を十分に確保することが最も適切な対処法となります。 - A.
睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシーなどの過眠症、うつ病、不眠症、月経前症候群などが考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る日中の強い眠気の原因としては、夜間の睡眠不足・睡眠障害、脳の睡眠覚醒システムの機能障害(ナルコレプシーや特発性過眠症)、睡眠覚醒リズムの乱れなどが考えられ、原因に応じて背後に潜む病気が異なります。
夜間の睡眠不足・睡眠障害
夜間の睡眠不足・睡眠障害の原因としては、むずむず足症候群や痛みなどの身体症状、ストレスによる不眠症、閉塞性あるいは中枢性の睡眠時無呼吸症候群などが考えられます。
原因となる疾患の治療により、睡眠障害が改善すれば、日中の眠気が起こりにくくなります。ナルコレプシー
ナルコレプシーは睡眠障害の一つで、睡眠を制御する中枢神経系の機能障害によるものとされています。症状としては、非常に強い発作的な眠気以外にも、レム睡眠と関連した症状(入眠時の幻覚、情動脱力発作、睡眠麻痺(金縛り)など)が見られます。睡眠発作は食事中や運転中などの不適切なタイミングにも起こります。
特発性過眠症
過度の眠気はあるものの、ナルコレプシーに特徴的な症状が見られないものです。中枢神経系に何らかの原因があるとされています。
睡眠覚醒リズムの乱れ(睡眠不足症候群)
睡眠覚醒スケジュールの不適切さから、日中の眠気や疲労、集中力の欠如、記憶障害、イライラしやすさ、焦燥感などが生じることがあります。原因は必ずしも病気とは限りません。
睡眠不足に対しては、休日に普段より長く睡眠をとる、カフェインを摂取する、昼寝をするなどの対処をする人が多いですが、最も適切な対処法は、毎日の睡眠時間を十分確保することです。月経関連過眠症
月経前・月経時に仮眠期が出現します。経口避妊薬での治療が有効であることから、ホルモンバランスの乱れから生じる二次的なものとされています。
日中も著しく眠いという症状はどんな病気に関連しますか?
日中も著しく眠いという症状について、医師からのよくある質問
- 日中も眠く、うとうとしたりよく仮眠をしたりといった生活が続いていますか?
- お腹だけでなく、全体的に太っていると感じていますか?
- 頭痛がありますか?あるいは頭が重いですか?
- 息苦しさを感じますか?
- これまでに【高血圧症(血圧が高い)】と診断されたことはありますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 脳神経内科