目やにの治療や予防方法には何がありますか?
目やにの治療は、その原因となっている病気に応じて行い、予防のためには、目を清潔に保ちましょう。
目やにの治療は、その原因となっている病気に応じて行われます。
細菌性結膜炎が原因の場合は、抗菌薬の点眼薬が処方されます。ウイルス性結膜炎の場合は特効薬がないことも多く、症状を和らげるための対症療法が中心となります。
アレルギー性結膜炎が原因であれば、抗アレルギー薬の点眼や内服薬が使われることがあります。また、涙道閉塞や涙嚢炎が原因の場合には、抗生物質の投与や必要に応じて手術が検討されます。
治療とともに、清潔を保つことも重要です。目やにが多く出ている場合には、ぬるま湯に浸した清潔なガーゼやコットンで優しく拭き取り、目元を清潔に保つようにします。強くこすったり、共用のタオルを使ったりすると、感染を広げる原因となるため注意が必要です。
予防のためには、目を清潔に保ち、手洗いをこまめに行うことが大切です。コンタクトレンズの取り扱いにも注意し、清潔な状態で使用するようにします。また、花粉やハウスダストなどのアレルゲンが原因となる場合は、生活環境を整えることで症状の予防につながります。
このように、目やにの治療や予防には、原因に合わせた適切な対応と、日常生活での衛生管理が重要です。症状が続く場合や悪化する場合には、自己判断せず早めに眼科を受診しましょう。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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