目やにがある
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2023/07/26
「目やにがある」がどの病気に関連するかAIでチェックする
目やにがあるという症状について「ユビー」でわかること
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「目やにがある」はどんな症状ですか?
目やにがあるとは
「目やにがある」に関連する主の病気には、咽頭結膜熱(プール熱)、エンテロウイルス感染症、眼内炎などがあります。
「目やにがある」に関連する症状はありますか?
「目やにがある」のQ&A
- A.
目やにが寝起きに多いのは、睡眠中に目の表面から分泌された涙の成分や粘液などが排出されないためです。
解説目やにが寝起きに多く見られるのは、睡眠中に目の表面から分泌された涙の成分や、粘液などが排出されずに目の周りにたまるためです。これは生理的な現象であり、健康な人でも起こるごく自然なことです。
日中は、まばたきによって涙が目の表面を洗い流し、余分な分泌物や異物は、涙と一緒に涙道を通って鼻へ排出されます。
しかし、睡眠中はまばたきがなくなり、涙の循環や排出がほとんど行われないため、目の中にたまった成分が、目頭やまつげのあたりで固まり、目やにとして現れるのです。
ただし、朝の目やにが極端に多い場合や、色や性状(黄緑色、ネバネバ、膿状など)に異常がある場合は、病気の可能性も考慮する必要があります。例えば、細菌性やウイルス性の結膜炎、ドライアイ、アレルギーなどが関係していることもあります。
このように、寝起きの少量の目やには通常は心配ありませんが、量が多かったり、他の症状(かゆみ、充血、痛みなど)を伴う場合は、眼科での診察をおすすめします。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る高村 悦子. アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン. アレルギー. 2018, 67, 103-107.
症状から調べる.公益財団法人日本眼科学会,https://www.nichigan.or.jp/public/disease/symptoms.html?catid=74(参照 2025-05-30)
大薮 由布子.“アレルギー性結膜炎~学校保健の立場から~”.日本眼科医会.https://www.gankaikai.or.jp/press/20170222_1.pdf,(参照 2025-05-30). - A.
風邪をひいたときに目やにが増えるのは、ウイルスや細菌による感染が目の結膜にも影響を及ぼすためです。
解説風邪をひいたときに目やにが増えるのは、ウイルスや細菌による感染が、目の結膜にも影響を及ぼすためです。
風邪の原因となるウイルスや細菌は、鼻や喉の粘膜だけでなく、目の粘膜にも感染することがあります。特にウイルス性の風邪では、結膜に炎症が広がってウイルス性結膜炎を併発することがあり、それによって目やにが増えるのです。
また、風邪をひいて体の免疫力が一時的に低下していると、目の細菌感染が起こりやすくなり、細菌性結膜炎などを引き起こすこともあります。その結果、黄色や黄緑色の膿のような目やにが出ることがあります。
さらに、風邪の際は鼻水や鼻づまりによって、涙の排出がうまくいかなくなり、目やにがたまりやすくなることもあります。涙は通常、鼻の奥へと排出されますが、鼻の通りが悪くなると排出が妨げられ、目やにとして目に残りやすくなります。
このように、風邪によって目やにが増えるのは、目の粘膜への感染、免疫力の低下、涙の排出機能の低下などが複合的に関係しているためです。目の症状が強く出る場合や長引く場合は、眼科の受診が必要になることもあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る高村 悦子. アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン. アレルギー. 2018, 67, 103-107.
症状から調べる.公益財団法人日本眼科学会,https://www.nichigan.or.jp/public/disease/symptoms.html?catid=74(参照 2025-05-30)
大薮 由布子.“アレルギー性結膜炎~学校保健の立場から~”.日本眼科医会.https://www.gankaikai.or.jp/press/20170222_1.pdf,(参照 2025-05-30). - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説目やにでは、以下のような目の症状が出ます。
- 黄緑色や膿のような目やにが出る
- 目が開けにくくなるほど目やにが多い
- かゆみ・充血・痛み・まぶたの腫れなど、他の症状を伴う
目の病気が原因となっている場合もありますので、このような症状がみられる場合には眼科を受診してください。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、目やにかどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る高村 悦子. アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン. アレルギー. 2018, 67, 103-107.
症状から調べる.公益財団法人日本眼科学会,https://www.nichigan.or.jp/public/disease/symptoms.html?catid=74(参照 2025-05-30)
大薮 由布子.“アレルギー性結膜炎~学校保健の立場から~”.日本眼科医会.https://www.gankaikai.or.jp/press/20170222_1.pdf,(参照 2025-05-30). - A.
「目やに」の症状は、目の周囲に涙などが固まった塊がつくことを指します。
解説「目やに」の症状は、目の周囲に涙などが固まった塊がつくことを指します。正常な場合は、白色や淡黄色で粘り気のある少量の目やにが見られる程度ですが、なんらかの異常があると、以下のような症状が現れることがあります。
例えば、目やにの量が増える、粘り気が強くなる、膿のような黄緑色になる、臭いがする、乾燥して目が開きにくくなる、などの変化がみられることがあります。また、こうした目やにの増加に伴って、目のかゆみ、充血、痛み、まぶたの腫れなどの症状が同時に起こることもあります。
これらの症状は、結膜炎(細菌性・ウイルス性)、アレルギー、涙道の炎症、ドライアイなど、さまざまな目の病気が原因となっていることがあります。そのため、目やにの状態に異常を感じた場合は、早めに眼科を受診することが大切です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る高村 悦子. アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン. アレルギー. 2018, 67, 103-107.
症状から調べる.公益財団法人日本眼科学会,https://www.nichigan.or.jp/public/disease/symptoms.html?catid=74(参照 2025-05-30)
大薮 由布子.“アレルギー性結膜炎~学校保健の立場から~”.日本眼科医会.https://www.gankaikai.or.jp/press/20170222_1.pdf,(参照 2025-05-30). - A.
目やにがネバネバしている場合、なんらかの病気が原因となっている可能性があります。
解説目やにがネバネバしている場合、なんらかの病気が原因となっている可能性があります。特に注意が必要なのは、感染症やアレルギー性の結膜炎など、目の粘膜に炎症が起きている場合です。
最も一般的な原因のひとつが、細菌性結膜炎です。この場合、目やには黄色や黄緑色で粘り気が強く、膿のような状態になります。片目から始まり、もう片方の目にも広がることがあります。まぶたがくっついて開きにくくなることもあり、放置すると悪化する恐れがあります。
また、ウイルス性結膜炎でも、粘り気のある目やにが出ることがありますが、かゆみや充血、涙目を伴うことが一般的です。特にアデノウイルスによる結膜炎は感染力が非常に強いため、早期の診断と隔離が重要です。
一方、アレルギー性結膜炎でも、ネバネバした目やにが出ることがあります。この場合、強いかゆみや目のこすりすぎが原因で炎症が悪化し、目やにの量も増えることがあります。
さらに、涙道閉塞や涙嚢炎など、涙の排出経路に問題がある場合も、目やにがネバネバしやすくなります。涙が目の中にとどまり、そこに細菌が繁殖することで、粘り気のある分泌物がたまりやすくなるのです。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る高村 悦子. アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン. アレルギー. 2018, 67, 103-107.
症状から調べる.公益財団法人日本眼科学会,https://www.nichigan.or.jp/public/disease/symptoms.html?catid=74(参照 2025-05-30)
大薮 由布子.“アレルギー性結膜炎~学校保健の立場から~”.日本眼科医会.https://www.gankaikai.or.jp/press/20170222_1.pdf,(参照 2025-05-30). - A.
細菌やウイルス感染が疑われます。
解説目やにが片目だけに出る場合、その原因は両目に症状が現れる場合とは異なることがあります。主に以下のような原因が考えられます。
細菌やウイルスが一方の目に入り、炎症を引き起こすと、その目だけに目やにが多く出ることがあります。特に細菌性結膜炎では、黄緑色の膿のような目やにが見られることがあり、感染が進むと反対の目にも広がることがあります。
また、涙道の異常も一因となります。涙が鼻へ流れる通路(涙道)が詰まったり、炎症を起こしたりする「涙道閉塞」や「涙嚢炎」では、涙がうまく排出されず、片目に目やにがたまりやすくなります。押すと目頭から膿のような分泌物が出ることもあります。
また、麦粒腫(ものもらい)や、眼瞼炎(まぶたの炎症)といった、まぶた周囲の局所的な炎症も、片目だけに目やにが生じる原因となります。これらはまぶたの腫れや痛みを伴うことが多いです。
そのほか、異物の混入やコンタクトレンズの不適切な使用により、一方の目に刺激や感染が生じ、目やにが出ることもあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る高村 悦子. アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン. アレルギー. 2018, 67, 103-107.
症状から調べる.公益財団法人日本眼科学会,https://www.nichigan.or.jp/public/disease/symptoms.html?catid=74(参照 2025-05-30)
大薮 由布子.“アレルギー性結膜炎~学校保健の立場から~”.日本眼科医会.https://www.gankaikai.or.jp/press/20170222_1.pdf,(参照 2025-05-30). - A.
結膜炎やドライアイ、角膜の病気などが原因のことがあります。
解説目やにの原因として、考えられる病気にはさまざまなものがあります。
最も一般的な原因のひとつは「結膜炎」です。細菌が原因となる細菌性結膜炎では、黄色や黄緑色の膿のような目やにが大量に出ることがあります。
一方、ウイルスによる結膜炎では、水っぽい目やにが出ることが多く、強い充血や涙、異物感を伴うことがあります。アレルギー性結膜炎では、白くて粘り気のある糸状の目やにが出ることがあり、強いかゆみを伴うのが特徴です。
「ドライアイ」も目やにの原因となることがあります。涙の分泌量が減少したり、涙の質が変化したりすることで目の表面が乾き、刺激によって粘り気のある目やにが生じます。
そのほか、「涙道閉塞」や「涙嚢炎」といった、涙の排出経路に異常がある場合も、目やにが増えることがあります。これらは、目頭から膿のような分泌物が出ることがあり、炎症や感染を伴うことが多いです。
また、「眼瞼炎」や「麦粒腫(ものもらい)」、「帯状疱疹」など、まぶたの炎症でも目やにが見られます。まつげの根元に分泌物がたまりやすく、腫れや痛みを伴うことがあります。
さらに、「角膜炎」や「角膜潰瘍」といった黒目の部分の炎症も、目やにの原因になることがあり、重症の場合は視力に影響することもあります。
このように、目やにはさまざまな目の病気と関連しており、色や量、粘り気の変化から原因を推測する手がかりになります。異常な目やにが続いたり、他の症状を伴う場合は、早めに眼科を受診することが大切です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る高村 悦子. アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン. アレルギー. 2018, 67, 103-107.
症状から調べる.公益財団法人日本眼科学会,https://www.nichigan.or.jp/public/disease/symptoms.html?catid=74(参照 2025-05-30)
大薮 由布子.“アレルギー性結膜炎~学校保健の立場から~”.日本眼科医会.https://www.gankaikai.or.jp/press/20170222_1.pdf,(参照 2025-05-30). - A.
目やにが気になるときは、原因に応じて適切な目薬を使用しましょう。
解説目やにが気になるときに使用できる目薬は、原因に応じて適切な種類を選ぶ必要があります。
細菌感染が原因で、目やにが増えている場合には、抗菌薬が含まれた点眼薬が使用されます。
市販薬でも「抗菌作用あり」と記載された目薬がありますが、効果が十分でないこともあるため、症状が強い場合は自己判断せず受診が望まれます。
一方、アレルギーが原因の場合には、抗アレルギー成分を含んだ市販の点眼薬が効果的です。
また、ドライアイが原因で目やにが出る場合には、涙の補充を目的とした人工涙液や保湿タイプの目薬が適しています。目の乾燥による刺激を和らげることで、目やにの発生も抑えられることがあります。
なお、目の疲れや軽い不快感からくる目やにには、一般的な眼精疲労用の市販目薬を使用することも可能ですが、根本的な治療にはなりません。
このように、目やにに対する目薬は原因に応じて異なり、使用方法も異なるため、自己判断で市販薬を使う際には注意が必要です。特に膿のような目やにが出る、目が開かないほど症状が重い、視力に影響が出るといった場合には、早めに眼科を受診しましょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る高村 悦子. アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン. アレルギー. 2018, 67, 103-107.
症状から調べる.公益財団法人日本眼科学会,https://www.nichigan.or.jp/public/disease/symptoms.html?catid=74(参照 2025-05-30)
大薮 由布子.“アレルギー性結膜炎~学校保健の立場から~”.日本眼科医会.https://www.gankaikai.or.jp/press/20170222_1.pdf,(参照 2025-05-30). - A.
目やにの治療は、その原因となっている病気に応じて行い、予防のためには、目を清潔に保ちましょう。
解説目やにの治療は、その原因となっている病気に応じて行われます。
細菌性結膜炎が原因の場合は、抗菌薬の点眼薬が処方されます。ウイルス性結膜炎の場合は特効薬がないことも多く、症状を和らげるための対症療法が中心となります。
アレルギー性結膜炎が原因であれば、抗アレルギー薬の点眼や内服薬が使われることがあります。また、涙道閉塞や涙嚢炎が原因の場合には、抗生物質の投与や必要に応じて手術が検討されます。
治療とともに、清潔を保つことも重要です。目やにが多く出ている場合には、ぬるま湯に浸した清潔なガーゼやコットンで優しく拭き取り、目元を清潔に保つようにします。強くこすったり、共用のタオルを使ったりすると、感染を広げる原因となるため注意が必要です。
予防のためには、目を清潔に保ち、手洗いをこまめに行うことが大切です。コンタクトレンズの取り扱いにも注意し、清潔な状態で使用するようにします。また、花粉やハウスダストなどのアレルゲンが原因となる場合は、生活環境を整えることで症状の予防につながります。
このように、目やにの治療や予防には、原因に合わせた適切な対応と、日常生活での衛生管理が重要です。症状が続く場合や悪化する場合には、自己判断せず早めに眼科を受診しましょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る高村 悦子. アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン. アレルギー. 2018, 67, 103-107.
症状から調べる.公益財団法人日本眼科学会,https://www.nichigan.or.jp/public/disease/symptoms.html?catid=74(参照 2025-05-30)
大薮 由布子.“アレルギー性結膜炎~学校保健の立場から~”.日本眼科医会.https://www.gankaikai.or.jp/press/20170222_1.pdf,(参照 2025-05-30). - A.
目やにが出る場合には、眼科を受診するのが適切で、目やにが増えたり痛みがある場合には受診しましょう。
解説目やにが出る場合には、眼科を受診するのが適切です。病院を受診する目安としては、目やにの量が急に増えたり、黄緑色や膿のような目やにが出る場合、また、目が開けにくくなるほど、目やにが付着している場合が挙げられます。
さらに、目やにとともに、かゆみや充血、痛み、まぶたの腫れ、視力の低下などの症状を伴う場合は、早めの受診が必要です。
また、症状が数日以上続く、もしくは家族や周囲の人にも似た症状がみられる場合には、感染の可能性も考慮し、眼科での診察を受けることが望まれます。
一方で、朝起きたときに少量の白っぽい目やにが見られる程度で、ほかに気になる症状がない場合には、生理的な現象である可能性が高く、経過を見ても問題ないことが多いです。
ただし、日を追って症状が強くなったり、目の不快感が続くようであれば、放置せずに専門医の診察を受けるようにしましょう。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る高村 悦子. アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン. アレルギー. 2018, 67, 103-107.
症状から調べる.公益財団法人日本眼科学会,https://www.nichigan.or.jp/public/disease/symptoms.html?catid=74(参照 2025-05-30)
大薮 由布子.“アレルギー性結膜炎~学校保健の立場から~”.日本眼科医会.https://www.gankaikai.or.jp/press/20170222_1.pdf,(参照 2025-05-30).
目やにがあるという症状はどんな病気に関連しますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 眼科