目やにが気になるときに使える目薬はありますか?
目やにが気になるときは、原因に応じて適切な目薬を使用しましょう。
目やにが気になるときに使用できる目薬は、原因に応じて適切な種類を選ぶ必要があります。
細菌感染が原因で、目やにが増えている場合には、抗菌薬が含まれた点眼薬が使用されます。
市販薬でも「抗菌作用あり」と記載された目薬がありますが、効果が十分でないこともあるため、症状が強い場合は自己判断せず受診が望まれます。
一方、アレルギーが原因の場合には、抗アレルギー成分を含んだ市販の点眼薬が効果的です。
また、ドライアイが原因で目やにが出る場合には、涙の補充を目的とした人工涙液や保湿タイプの目薬が適しています。目の乾燥による刺激を和らげることで、目やにの発生も抑えられることがあります。
なお、目の疲れや軽い不快感からくる目やにには、一般的な眼精疲労用の市販目薬を使用することも可能ですが、根本的な治療にはなりません。
このように、目やにに対する目薬は原因に応じて異なり、使用方法も異なるため、自己判断で市販薬を使う際には注意が必要です。特に膿のような目やにが出る、目が開かないほど症状が重い、視力に影響が出るといった場合には、早めに眼科を受診しましょう。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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