いくら飲んでも喉が渇くのは自律神経の乱れと関係ありますか?
いくら飲んでも喉が渇くという症状は、自律神経の乱れと直接は関係ありません。心理的ストレスが原因で、そのような症状と自律神経の乱れが両方起こることはあります。
「いくら飲んでも喉が渇く」という症状は、自律神経の乱れが直接の原因とはなりません。心理的ストレスや感情の変化が神経回路に影響を与え、異常な水分摂取を起こす可能性があります。
心因性多飲症の患者さんでは、脳(前部海馬)の機能異常が視床下部や下垂体への影響を介して、抗利尿ホルモン(AVP)が分泌されやすくなります。これにより、軽いストレスでもAVPが過剰に分泌され、水分が体内に貯まりやすくなり、血液が薄くなって、低ナトリウム血症が起こり、さらに喉の渇きを感じて、水を飲んでしまうという悪循環が生じます。
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
(参考文献)
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