手の指のしびれを起こす日常生活上の原因としては、何が考えられますか？

神経の通り道である首や手などに負担がかかることで、しびれが出ることがあります。
例えば手根管症候群では、手首に負担がかかる動作によってしびれの症状が起こります。
また頚椎症では、首に負担をかける姿勢により症状が悪化します。
腕枕をずっとしたり、飲酒後に神経を圧迫する姿勢で長時間いたりすると、撓骨神経麻痺が生じてしびれを感じることがあります。

その他には、長い時間たくさんお酒を飲み続けていると、それが原因でしびれを感じるようになることがあります。

手首を曲げたり重いものを持ったりといった動作は、中を神経が通っている「手根管」と呼ばれるトンネルにかかる圧力を高めます。
これによって神経が圧迫されると、手指のしびれなどの症状が出ます。
手根管症候群の症状は利き手に出ることが多いとされます。

手首に負担のかかる動作としては、車の運転でハンドルを握る、重いフライパンを持つなどが有名です。
また、左手に手根管症候群に起こるケースとして、三味線奏者やギター奏者などの方の発症事例があります。