自傷行為はどのように診断しますか?
医師による診察で観察し、自殺を意図とした行為なのか、治療を必要とする外傷なのかなどについて診断します。
自傷行為は、
- 自分を噛む
- 皮膚をむしる
- 髪の毛を抜く
- 腕や手首を切る
- 自分をたたく
- 火傷を負わせる
などの形で現れます。
広い意味では、アルコールや薬物の乱用や摂食障害を含むこともあります。
DSM-5という診断基準では、非自殺的な自傷行為 (nonsuicidal self-injury:NSSI)という診断カテゴリーが提案されています。
非自殺性自傷によって、否定的な感情や対人関係上の困難が少しの間、解消されることがあるため、その行動が繰り返されることになります。
診察では、ご本人の困りごと(主訴)のほか、生活歴やさまざまな症状を聞き取り、自傷行為の有無や、ほかに診断されうる精神疾患があるかどうかが評価されます。
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
(参考文献)
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