「原発性掌蹠多汗症」とはどのような病気ですか?
日常生活に支障をきたすほど手のひらや足の裏に汗が出てしまう、原因不明の病気です。
原発性掌蹠多汗症(げんぱつせいしょうせきたかんしょう)とは、特に病気などの明らかな原因がないにも関わらず、精神的緊張などにより手のひら(手掌)や足の裏(足底)に日常生活で支障をきたすほど、たくさんの汗が出てしまう病気のことをいいます。
多汗症の中では比較的早期の小学校就学時期くらいから自覚することが多いと言われ、重症例ではしたたり落ちる程の多汗がみられます。手足は絶えず湿っていて冷たく、紫色を帯びることもあります。汗で長時間湿った皮膚は汗疹(あせも)を生じやすく、ふやけます。主に精神的緊張や物を持つ時に多量の発汗を認めます。
発汗量の日内変動が見られ、起きている時の発汗が多く、大脳皮質の活動が低下する睡眠中は発汗が停止すると言われています。冬季に皮膚の血流量が低下する時に発汗量は減少し、夏季の皮膚血流量が増加する時に発汗量は増える傾向にあることから季節変動もみられます。
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原発性掌蹠多汗症
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大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
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