リンパ脈管筋腫症(LAM)になると障害者手帳がもらえますか?
呼吸の障害の程度に応じて、障害者手帳の交付を受けることができる場合があります。
リンパ脈管筋腫症(LAM)で、呼吸機能の障害が一定以上(社会活動が著しく制限される状態)になれば、身体障害者手帳の交付対象となります(呼吸機能障害1、 3、 4級)。
ただし、障害者手帳が交付されない場合でも、リンパ脈管筋腫(LAM)は「障害者総合支援法」の対象疾病に含まれているため、障害支援区分の認定・支給決定などの手続きをした後に、必要と認められたサービスを利用できます。
また、リンパ脈管筋腫(LAM)は指定難病に登録されていますので、重症度Ⅱ以上であれば医療費の助成を受けることができます。
ご自身が実際に対象になるかどうかや、具体的な手続きの方法などは、主治医や医療機関の担当窓口、お住まいの自治体の担当窓口でご確認ください。
公開日:
最終更新日:
京都大学医学部附属病院呼吸器内科 呼吸器内科
渡邉 アヤ 監修
(参考文献)
厚生労働省.“「障害者総合支援法」の対象となる疾病を332に拡大します”.厚生労働省.https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/332-2revised.pdf,(参照 2024-06-25).
厚生労働省.“障害者手帳”.厚生労働省.https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/techou.html,(参照 2024-06-25).
難病情報センター.“リンパ脈管筋腫症(LAM)(指定難病89)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/173,(参照 2024-06-25).
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