リンパ脈管筋腫症(LAM)では肺の症状が見られますか?
息切れ、咳、痰、喘鳴(ゼイゼイした呼吸)などの肺の症状が見られますが、無症状のこともあります。
リンパ脈管筋腫症(LAM)では主に肺に病変が生じるため、肺に関係する症状が起こりますが、診断時には無症状のこともあります。
具体的には以下のような症状が挙げられます。
また、気胸を起こすことが多いのがこの病気の特徴で、この場合は胸の痛みや息苦しさを感じます。肺の周りに水がたまる(胸水、乳び胸)こともあり、この場合には息苦しさが現れます。
病気が進行すると徐々に肺の機能が落ちてしまって、酸素療法が必要になるケースもあります。
LAMでは肺の症状のほか、体内にリンパ液が貯留することによるお腹の張りや足のむくみ、腎臓に腎血管筋脂肪腫と呼ばれる腫瘍(できもの)があると、腹痛・背中の痛みや血尿が現れることがあります。
公開日:
最終更新日:
京都大学医学部附属病院呼吸器内科 呼吸器内科
渡邉 アヤ 監修
(参考文献)
難病情報センター.“リンパ脈管筋腫症(LAM)(指定難病89)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/173,(参照 2024-06-25).
日本呼吸器学会.“呼吸器の病気 リンパ脈管筋腫症(LAM)”.日本呼吸器学会.https://www.jrs.or.jp/citizen/disease/i/i-06.html,(参照 2024-06-25).
日本呼吸器学会.“リンパ脈管筋腫症(LAM)診療の手引き2022”.日本呼吸器学会.https://www.jrs.or.jp/activities/guidelines/file/LAM_GL%202022.pdf,(参照 2024-06-25).
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
リンパ脈管筋腫症(LAM)
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。