リンパ脈管筋腫症(LAM)の場合、主にどのような治療をしますか?
シロリムスという飲み薬で異常細胞が増えることを抑える治療を行います。気胸などの合併症が起きた場合は、その合併症に対する治療も同時に行います。
細胞の増殖に関わるmTORというタンパク質の働きを抑えるmTOR阻害薬が第一選択薬となります。日本ではシロリムスという薬が承認されています。この薬でLAM細胞という異常細胞の増殖を抑えて病気の進行を妨ぎます。気胸などの合併症が起こった場合は、それに対する治療も行われます。吸入で気管支拡張薬を使うこともあります。場合によっては肺移植が適応になることもあります。
医療法人 長又医院 呼吸器内科
長又 誠 監修
(参考文献)
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