子宮頸部異形成

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最終更新日

子宮頸部異形成には初期症状はありますか?

成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員

藤井 達也 監修

がんになって進行するまで、症状がないことがほとんどです。

解説

子宮頸部異形成には、初期症状はありません。
ヒトパピローマウイルス(HPV)に持続的に感染することで徐々に子宮頸部異形成、子宮頸がんへと進展しますが、ほとんど症状を伴わないことが特徴となります。
なお、病気の進行に伴い、不正出血などが見られることがありますが、症状が出てからの受診では遅いでしょう。子宮頸部異形成には軽度から重度までのグレードがあり、高度異形成の場合には、約30%の方が子宮頸がんに進展するリスクがあると報告されています。
早期発見のためには、症状が出る前からの定期的な婦人科検診が欠かせません。

おすすめのQ&A

子宮頸部異形成が急に進行?本当にガンじゃないのか不安です。

去年11月に子宮頸がん検診で軽度異形成と診断され、大きな病院で組織診を受けましたが異常なしでした。しかし、半年後の再検査で高度異形成と診断され、再び組織診を受けました。以前の検診では異常がなかったため、本当にガンになっているのではないかと不安です。若い先生に手術は不要と言われましたが、軽度から高度に急に進行することがあるのか心配です。体もだるく、ガンの症状ではないかと不安です。ご助言をお願いします。

質問者のイラスト

40代 / 女性

ご相談ありがとうございます。

検査途中で結果が出るまで大変不安な期間ですね。 子宮頸部異形成についてですが、軽度異形成から高度異形成に進行することは確かにあります。ただし、これは必ずしもがんに進行するわけではありません。

子宮頸部異形成について

異形成は細胞の変化を示すもので、がんの前段階と考えられますが、早期に発見されることで適切な対応が可能です。 昨年の組織診で異常がなかったことから、今回の高度異形成が急に進行した可能性もありますが、これは必ずしも悪い兆候ではありません。

異形成の進行速度は個人差があり、定期的な検診を受けることで早期発見が可能です。 体のだるさや食欲不振は、ストレスや不安からくることも多いです。もちろん、これらの症状ががんの兆候である可能性も否定できませんが、まずは組織診の結果を待ち、その結果に基づいて適切な対応を取ることが大切です。

改めて、以下のような点が重要です。

  1. 組織診の結果が出たら、必ず医師と詳細な説明を受けること。
  2. 体のだるさや食欲不振が続く場合、他の原因も考えられるため、受診を検討をする。
  3. 不安が強い場合は、精神的なサポートも検討すること。

これらの状況が重要なのは、早期発見と適切な対応ががんの進行を防ぐためです。また、精神的な健康も体の健康に大きく影響するため、心のケアも大切です。

まとめ

軽度異形成から高度異形成に進行することはありますが、必ずしもがんに進行するわけではありません。組織診の結果を待ち、その結果に基づいて適切な対応を取ることが重要です。体のだるさや食欲不振が続く場合は、他の原因も考えられるため、総合的な健康チェックを受けることをお勧めします。 現在検査されて不安なことわからないことがありましたら、かかりつけの医師や看護師などに相談されてみるのもいいですよ。

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