子宮頚部異形成
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/04/26
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子宮頚部異形成について「ユビー」でわかること
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子宮頚部異形成とはどんな病気ですか?
「子宮頸部異形成」とは、子宮頸がんの前段階の病変(前がん病変)です。主な原因はヒトパピローマウイルス(HPV)への感染で、基本的に症状はありません。異形成が軽度または中等度であれば経過観察、高度であれば子宮の切除が行われます。症状がなくても、産婦人科で定期的に子宮頸がん検診を受けましょう。
子宮頚部異形成の専門医がいる近くの病院はありますか?
子宮頚部異形成の専門医がいる病院を見る子宮頚部異形成のQ&A
- A.
子宮頸部異形成は症状が乏しいため、セルフチェックを行うことは難しいと考えられています。
解説子宮頸部異形成は症状が乏しいため、セルフチェックを行うことは難しいと考えられています。このため、20歳以上の方は2年ごとの定期検診が推奨されています。
以下に当てはまる方は、子宮頸部異形成になりやすいという報告があります。- 複数のパートナーとの性交渉
- 複数のパートナーがいるパートナーとの性交渉
- 若年期からのヒトパピローマウイルス(HPV)への感染
- 喫煙
- その他 (免疫の低下をきたす病気の存在、クラミジアなどの性感染症への罹患など)
なお、自己採取での子宮頸がん検診は、現時点では推奨されていません。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るDanielle B. Cooper; Charles E. McCathran..“Cervical Dysplasia”.National Library of Medicine.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK430859/,(参照 2024-03-18).
American Cancer Society.“Risk Factors for Cervical Cancer”.American Cancer Society.https://www.cancer.org/cancer/types/cervical-cancer/causes-risks-prevention/risk-factors.html,(参照 2024-03-18). - A.
がんになって進行するまで、症状がないことがほとんどです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る子宮頸部異形成には、初期症状はありません。
ヒトパピローマウイルス(HPV)に持続的に感染することで徐々に子宮頸部異形成、子宮頸がんへと進展しますが、ほとんど症状を伴わないことが特徴となります。
なお、病気の進行に伴い、不正出血などが見られることがありますが、症状が出てからの受診では遅いでしょう。子宮頸部異形成には軽度から重度までのグレードがあり、高度異形成の場合には、約30%の方が子宮頸がんに進展するリスクがあると報告されています。
早期発見のためには、症状が出る前からの定期的な婦人科検診が欠かせません。 - A.
主な原因はヒトパピローマウイルスへの持続的な感染です。基本的に症状はありません。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る子宮頸部異形成の主な原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)への持続感染です。
HPVは主に性交渉を介して感染するウイルスです。通常、数ヶ月から一年以内に治癒しますが、持続的に感染することで子宮頸部異形成の原因となります。なお、異形成に進展する頻度や期間は、HPVの種類によっても異なります。
HPVに感染・持続感染しやすいリスク因子としては、以下のようなことが知られています。- 複数のパートナーとの性交渉
- 複数のパートナーがいるパートナーとの性交渉
- 若年期でのHPVへの感染
HPVに感染しても、基本的に症状はありません。感染の有無を判断するためには、定期的な婦人科検診が必要となります。また、感染予防のためのHPVワクチンもあります。
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- 産婦人科
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