子宮頸部異形成の原因や考えられる症状には何がありますか?
主な原因はヒトパピローマウイルスへの持続的な感染です。基本的に症状はありません。
子宮頸部異形成の主な原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)への持続感染です。
HPVは主に性交渉を介して感染するウイルスです。通常、数ヶ月から一年以内に治癒しますが、持続的に感染することで子宮頸部異形成の原因となります。なお、異形成に進展する頻度や期間は、HPVの種類によっても異なります。
HPVに感染・持続感染しやすいリスク因子としては、以下のようなことが知られています。
- 複数のパートナーとの性交渉
- 複数のパートナーがいるパートナーとの性交渉
- 若年期でのHPVへの感染
HPVに感染しても、基本的に症状はありません。感染の有無を判断するためには、定期的な婦人科検診が必要となります。また、感染予防のためのHPVワクチンもあります。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
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