子宮頸部異形成
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子宮頸部軽度異形成がある場合、性交渉は控えるべきですか?
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
必ずしも控える必要はありませんが、主治医の指示に従いましょう。
子宮頸部軽度異形成の状態にあるからといって、必ずしも性交渉を控える必要があるとは考えられていません。
子宮頸部軽度異形成の経過観察期間は、数年に及ぶことも少なくありません。子宮頸部軽度異形成の状態で妊娠・出産を経験する方もいます。
一方で、処置後などは一時的に性交渉を控えた方が良いこともありますので、主治医に確認すると良いでしょう。
なお、性交渉は子宮頸部異形成の原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染の原因となり、男女ともに感染のリスクがあります。他の感染症に関しても言えることですが、感染予防という観点からは、性交渉を控える、適切に避妊具を使用するに越したことはありません。
(参考文献)
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