子宮頸部軽度異形成を自然治癒させる食べ物はありますか?
自然治癒効果が期待できる明確な根拠のある食べ物はありません。
子宮頸部軽度異形成(CIN1)は主にHPV(ヒトパピローマウイルス)感染に伴う軽度の細胞変化で、多くは自然に退縮します。そのため、CIN1では定期的な検査による経過観察が基本です。
ビタミンA・C・D・E、葉酸、ビタミンB12などの栄養状態と、HPVの持続やCINとの関連を示す研究がありますが、これらの栄養素を摂取することでCIN1の自然退縮率がどの程度改善するかは明確ではありません。
したがって、現時点では「CIN1を治すために特定の食品やサプリメントを積極的に摂る」というより、極端な栄養不足を避け、バランスのよい食事をとることが現実的です。葉酸やビタミンDなどについても、欠乏がある場合には適切に補正するという考え方が妥当です。
なお、食事やサプリメントに期待しすぎず、医師から指示されたHPV検査・細胞診などのフォローを受けることが最も重要です。
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(参考文献)
国立がん研究センター がん情報サービス『子宮頸がん 治療』https://ganjoho.jp/public/cancer/cervix_uteri/treatment.html.(参照 2026-09-01).
日本産科婦人科学会『子宮頸がん』https://www.jsog.or.jp/citizen/5713/.(参照 2026-09-01).
Li Y, Zhu L. The influence of nutrition on HPV-associated inflammation: a systematic review and meta-analysis. Front Nutr. 2025;12:1612919.
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松本レディースIVFクリニック/成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
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