神経芽腫は脳に転移することがありますか?
神経芽腫が脳へ転移することはあります。頭痛や嘔吐などの症状から疑われ、画像検査で診断されます。
神経芽腫は、脳に転移することがあります。脳に転移した神経芽腫では、まず症状として頭痛、麻痺、物が見えづらい、歩きにくい、ふらつくなどの神経学的症状が現れることがあります。さらに進行すると、意識が低下してくることもあります。
これらの症状があると、神経芽腫が脳に転移したことが疑われますが、神経芽腫が脳へ転移したかどうかを診断するためには、頭部CTやMRIといった画像検査が必要となります。なお、脳に転移した神経芽腫の治療は、手術、放射線治療、化学療法を組み合わせて行われます。
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埼玉医科大学総合医療センター 小児科
井上 信明 監修
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