フェリチンが低いとどうなる?目標値はどのくらい?鉄過剰症と診断される数値は?
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鉄欠乏性貧血のフェリチンの目標値はどのくらいですか?
鉄欠乏性貧血のフェリチンの目標値はどのくらいですか?
血清フェリチンの目標値は25〜250ng/ml です。
通常、血液中のフェリチンの数値は25~250ng/mlが正常範囲であるとされています。
鉄欠乏の原因疾患、合併した病気(腎臓病等がある際にはもっと高い数値を目標とします)によって目標とする数値が変化することもありますが、一般的な場合には25ng/ml以上あれば鉄が十分に増えていると評価します。
十分にフェリチンが増えていない状態で鉄剤の使用を中止してしまうと、貧血をすぐに再発してしまうこともあります。
鉄欠乏の検査項目である「フェリチン」が低いとどうなりますか?
鉄欠乏の検査項目である「フェリチン」が低いとどうなりますか?
フェリチンの値が低いと動悸や息切れ、頭痛などが起こり、すぐに疲れを感じやすくなります。
血液中の鉄分は血管内の血液中に含まれている鉄分(血清鉄)と、体内に蓄えられている鉄分(貯蔵鉄)の量を表しているフェリチンで評価することができます。
フェリチンが低い、という事は体の中に蓄えられている鉄分が少ないことを意味しています。
血液を作り出す材料として使用される鉄分が少ない状態となっているため、体が作れる血液量が少なくなっている状態と考えられます。
このようなフェリチンが低くなる状態は、下記のような状態が考えられます。
- 出血などで血液を失う量が、血液の供給量を上回ってしまい、貧血が進行している
- 鉄分の吸収が少なく、鉄欠乏状態となっている
鉄過剰症(ヘモクロマトーシス)と診断されるフェリチンの数値はいくつですか?
鉄過剰症(ヘモクロマトーシス)と診断されるフェリチンの数値はいくつですか?
血清フェリチンが500ng/mL以上の場合、鉄過剰症が疑われます。
「鉄過剰症(ヘモクロマトーシス)」の診断に必要な検査値の異常等については以下の通りです。
血清フェリチン値:500ng/mL以上
血清フェリチン値は、体内貯蔵鉄の指標として広く用いられており、正常値は25~250ng/mL程度です。
総赤血球輸血量が20単位以上の場合(小児の場合、ヒト赤血球液50mL/体重 kg)
血清フェリチン値は鉄過剰以外でも高値になることが知られているため、総輸血量も考慮することで診断がより確実になります。
鉄過剰症診断後は、血清フェリチン値、および、臓器の障害(肝障害、心不全、内分泌機能の異常など)の有無を定期的に検査することが推奨されています。
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編集・監修基準について
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おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
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