クローン病の入院期間は?手術しない方がいいこともある?運動は控えるべき?

監修医師川崎 千瑛消化器科 / 横浜医療センター

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クローン病の場合、運動を控える必要はありますか?

特に控える必要はありません。

クローン病では、病気の症状が落ち着いている時には運動を含めて基本的に生活に制限はありません。疲れを持ち越さないように、睡眠不足や過労には注意しましょう。

過労や過度のストレスで悪化する可能性があるため、規則正しい生活習慣を送って体力の維持に努めることが大切です。体力をつけるといった面からは、無理のない範囲での運動は効果があると考えてよいでしょう。

また、腸管外の合併症として炎症性用背部痛を認めることがあり、この症状は運動で改善すると言われています。

クローン病で手術しない方がいい場合はありますか?

基本的にはお薬で治療を行いますので、症状が薬で安定していれば手術は不要です。

クローン病の治療は、基本的に内服や点滴のお薬での内科治療が中心となります。このため、内科治療によって症状をコントロールすることができているのであれば、手術治療は必要はありません。

ただし、腸閉塞や穿孔、膿瘍などの合併症が起きており、手術をせざるを得ない状況となることはあります。外科手術には全身麻酔をすることのリスクのほか、出血などの合併症が存在するというリスクがあります。

病変部の腸を切除する手術となる場合が多いですが、手術を何回も行うと徐々に腸が短くなり、栄養を吸収できなくなってくる、という合併症もあります。しかし、腸閉塞や腸管穿孔では、直ちに手術を行わなければ命に関わることがあり、そのような状況では手術治療が必要になります。

このように手術治療にも合併症のリスクやデメリットはあり、内科的な治療で病状が安定している場合には手術治療は不要である場合が多いです。

病気の進行状況に応じて、内科治療と手術のどちらが適切かを医師と相談することが重要です。

クローン病では、手術などの治療で必要な入院期間はどのくらいですか?

入院が必要な期間は治療・手術の内容や患者さんの病状により異なります。

入院期間は治療や手術の内容、患者さんの病状により異なります。 手術が必要な場合、通常の入院期間は1〜2週間程度ですが、個人差があります。

クローン病の治療はお薬などの内科治療が中心となり、基本的には外来での治療が可能です。しかし、腸閉塞や穿孔、膿瘍などの合併症が起きている場合は手術が必要となることもあります。

クローン病によって腸が炎症を繰り返した結果、腸が狭くなり、食べたものが全く通らなくなると腸閉塞になり、何を食べても吐いてしまいます。

比較的軽症の腸閉塞であれば、入院し絶食、点滴治療で改善することもありますが、外科手術が必要となる場合もあります。クローン病の手術には腸の一部を切除する手術や、狭窄部を広げる手術などがあります。

また、炎症により腸に穴が開き、腸の内容物が腹腔に出てしまうこともあります。これを腸管穿孔と言います。この合併症は命に関わることもあり、ただちに外科手術が必要になります。

手術後の回復には個人差があり、栄養管理や感染症予防が重要です。

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  2. 医師執筆/監修

  3. QAレビュー

  4. 公開

横浜医療センター 消化器科

川崎 千瑛 監修

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