本態性血小板血症で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
薬が効かない場合、抗がん剤治療やインターフェロン療法、造血細胞移植などが行われることもあります。
本態性血小板血症で薬が効かない場合、症状、健康状態、および既に試した治療の反応に基づいて以下のような対応が考えられます。
薬剤の変更や追加
ハイドロキシウレアが効かない場合は、アナグレリドやインターフェロンアルファへの変更が考慮されます。
使用量の調整
安全性を考慮しつつ使用量の調整が行われることがあります。造血細胞移植は基本的に行いませんが、白血病への移行などがあれば検討されることがあります。
公開日:
最終更新日:
名古屋大学病院 小児がん治療センター 血液内科
秋田 直洋 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
本態性血小板血症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
「本態性血小板血症」とはどのような病気ですか?
造血幹細胞に遺伝子異常が起こり、血小板に分化する細胞が腫瘍化して異常に増殖する病気です。
本態性血小板血症の原因は何がありますか?
本態性血小板血症は、骨髄に存在する造血幹細胞の遺伝子に異常が生じることによって起こります。
本態性血小板血症ではどのような症状がありますか?
無症状の場合もありますが、出血や手足の発赤・熱感、頭痛、めまい、耳鳴などの症状を伴うこともあります。
本態性血小板血症には初期症状はありますか?
初期は自覚症状がないことが多いですが、病気が進行すると頭痛や視力障害、めまいなどの症状が現れます。
本態性血小板血症の場合、主にどのような治療をしますか?
低用量アスピリンによる抗血小板療法、ヒドロキシカルバミドやアナグレリドによる細胞減少療法を行います。
本態性血小板血症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
本態性血小板血症が疑われる場合、まずはお近くの内科やかかりつけ内科を受診してみましょう。
本態性血小板血症のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
本態性血小板血症は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
ヒドロキシカルバミドやアナグレリドなどの薬を用います。血球減少による感染症や貧血には注意が必要です。
本態性血小板血症の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
血栓症のリスクが高く、出血傾向が強いため、生活習慣やケガに気をつけることが大切です。
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。