乳腺炎には初期症状はありますか?

乳腺炎の初期症状は、乳房のしこり、痛み、熱感や赤くなるなどです。

解説

乳腺炎の初期症状としては、乳房にしこりや痛み、熱感を感じたり、赤みを帯びるなどの変化が一般的です。

初期症状ではありませんが、細菌感染を伴うと(感染性乳腺炎)、乳房にみられる症状が強くなり、発熱に加えて悪寒や吐き気、身体の痛みなど風邪やインフルエンザのような症状も強くなります。

また、乳汁の中のナトリウム濃度が上昇するため、母乳が塩味となり、乳児が哺乳を嫌がることがあります。

なお、乳腺炎は授乳中にいつでも起こる可能性があり、特に産後2~4週目に起こりやすく、多くは6週以内に起こります。

公開日

最終更新日

成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員

藤井 達也 監修

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乳腺炎

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関連するQ&A

「乳腺炎」とはどのような病気ですか?

乳腺炎は主に授乳中に起こる乳房の炎症で、乳房の痛みや腫れのほか、発熱など乳房以外の症状を伴う場合があります

乳腺炎の原因は何がありますか?

主な原因は、乳管のなかに乳汁がたまることと細菌感染です。

乳腺炎ではどのような症状がありますか?

乳腺炎では、乳房の痛みや腫れのほか、発熱など乳房以外の症状を伴うことがあります

乳腺炎の場合、主にどのような治療をしますか?

症状に応じて異なります。一般的には、できる限り授乳を継続し、必要に応じて鎮痛薬などを使用します

乳腺炎が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

乳腺炎が疑われる場合には乳腺外科や、分娩後の場合には、分娩をした医療機関を受診してください。

乳腺炎が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?

乳腺炎が疑われる場合には受診が推奨されます。特に痛みや腫れ等の症状が強いときは早く受診してください

乳腺炎のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

乳腺炎は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

症状に応じて異なります。必要に応じて鎮痛薬や抗菌薬などが使用されます

乳腺炎で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?

薬を変更などの方法があります。膿腫ができている場合は穿刺や切開などで膿腫を排出します。

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