心臓弁膜症
「心臓弁膜症」とは、加齢や感染・先天的な異常などが原因で、心臓の弁が正常に機能しなくなる病気です。病気が進行すると息切れやむくみ、動悸などの症状が見られます。軽症の場合は薬で治療しますが、重症では手術やカテーテル治療を行います。心臓弁膜症を疑う症状が見られる場合は、早めに循環器内科を受診しましょう。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
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心臓にある弁が、開きにくくなったり逆流したりすることで、正常に機能しなくなる病気です。
加齢や生活習慣病による動脈硬化、感染、生まれつきの異常、心筋梗塞などの心疾患が原因となります。
心臓弁膜症の種類、合併症、年齢などにより異なります。
多くは月~年単位で進行します。
ストレスが心臓弁膜症の原因になるという報告はありません。
軽度では症状が見られないことも多いです。
心臓に先天的異常がある場合や怪我をした場合などに、心臓弁膜症になることがあります。
心臓弁膜症により、息切れや呼吸困難などの心不全症状が出ることがあります。
症状について
治療について
薬で症状を緩和する治療や、手術やカテーテル治療による治療が行われます。
心臓の負担を減らすために、過度の塩分やカロリー摂取を控え、適度に運動し、タバコはやめましょう。
自然に治ることはありません。早めに診断・治療を受けましょう。
手術方法にもよりますが、入院期間は1〜2週間とされています。
心臓弁膜症の手術の成功率は弁膜症の種類にもよりますが、在院死亡率は約2〜5%とされています。
受診について
薬について
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