心臓弁膜症の原因は何がありますか?
加齢や生活習慣病による動脈硬化、感染、生まれつきの異常、心筋梗塞などの心疾患が原因となります。
心臓弁膜症の原因としては、以下のようなものがあります。
動脈硬化
加齢や生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病など)によって進行します。
感染
血液中に侵入した細菌などが弁に付着して破壊してしまうことがあります。(感染性心内膜炎)
先天性心疾患
生まれつきの心臓の構造の異常により、心臓弁膜症を引き起こすことがあります。
リウマチ熱
溶連菌という細菌感染による炎症が原因で心臓弁膜症を引き起こすことがありますが、近年は非常にまれとなってます。
心疾患
心筋梗塞や心筋症などによって、心臓が拡大したり筋肉の動きが低下したりすることが、弁の逆流などの原因となります。
膠原病や血管炎
全身の炎症を引き起こすことで、心臓の組織にも炎症が生じ、弁の機能が低下することがあります。
公開日:
最終更新日:
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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