マラリア

「マラリア」とは、ハマダラカという蚊の一種が媒介する病原体に感染することで起こる病気です。

ハマダラカという蚊が媒介する、マラリア原虫という病原体に感染することで起こります。

基本的に日本でマラリアに感染することはなく、国内でみられる感染者は海外からの帰国者です。

マラリア原虫をもったハマダラカに刺されることで感染します。人から人へ直接感染することはありません。

症状として悪寒や発熱、倦怠感や貧血があります。また重症の場合、呼吸障害やけいれん、昏睡といった症状も見られます。

初期症状として全身の倦怠感や背中の痛み、食欲の低下などが見られます。

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

マラリアの死亡率はおよそ0.25％です。

マラリアの治療では、クロロキンやピリメタミンといった抗寄生虫薬を服用します。

マラリアは直接人から人へと移ることはないので、感染しても隔離等は必要ありません。

マラリアが疑われる場合は感染症科を受診しましょう。

クロロキンやピリメタミンといった抗寄生虫薬を服用します。副作用として吐き気や下痢、発疹といった症状があります。

マラリアは一部の薬剤へ耐性のある病原体が存在するので、使用する薬剤を変更します。