マラリアの致死率はどのくらいですか?
マラリアの死亡率はおよそ0.25%です。
マラリアの致死率は、感染の種類や地域によって大きく異なります。以下にマラリアの致死率に関する重要な情報をまとめます。
全体的な致死率
2022年の世界的なデータによると、マラリアの全体的な致死率は約0.24%と推定されます。この年、世界85カ国で約2億4,900万人がマラリアにかかり、そのうち60万8,000人が死亡したと報告されています。
アフリカ地域
アフリカ地域は、マラリアによる死亡者数が最も多い地域です。2022年には、世界のマラリア患者さんの94%(2億3,300万人)がアフリカ地域で発生しました。同年、マラリアによる死亡者の95%(58万人)もこの地域で報告されています。
アフリカ地域では、マラリアによる死亡者の約80%が5歳未満の小児です。
特定のリスク群
妊産婦やHIV感染者は、免疫力の低下からマラリアに感染すると重症化しやすく、致死率が高くなる傾向があります。
マラリアは予防と適切な治療が可能な病気ですが、早期診断と迅速な治療が致死率を大きく左右します。特に熱帯熱マラリアの場合、診断や治療の遅れが致命的な結果をもたらす可能性があるため、注意が必要です。
公開日:
最終更新日:
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
マラリア
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。