CEAの異常を指摘された場合、放置するとどうなりますか?

CEAの値が基準値を超えている場合、放置するとがんの進行やがんの再発リスクが高まります。

解説

CEAの値が基準値を超えている場合、放置するとがんの進行や再発のリスクが高まり、治療の遅れによって予後が悪化する可能性があります。
そのため、CEAの異常が指摘された場合は、追加検査を行い、必要に応じて早めに治療を開始することが重要です。

以下は、特定のがんで見られるCEAの値の一般的な傾向です。

大腸がん

CEAは大腸がんの腫瘍マーカーとして最も広く使用されており、値が上昇する傾向があります。

胃がん

CEAは胃がんでも上昇することがあります。

肺がん

肺がんではCEAの値が上昇する可能性があります。

乳がん

乳がんでもCEAの値が高くなることがあります。

これらの数値はあくまで一般的な傾向であり、実際のCEAの値は患者さんの状態やがんの進行度によって異なります。
また、CEAはがん以外の状態でも上昇することがあるため、CEAの値だけでがんの診断をすることはできません。
正確な診断のためには、他の臨床的な情報や追加検査が必要となります。

公開日

最終更新日

おだかクリニック 循環器内科 副院長

小鷹 悠二 監修

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