気管支拡張症と血痰、肺動脈閉塞カテーテル手術の適用について相談したいです。

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70代男性のご相談

現在、気管支拡張症と診断されており、痰に血が混ざる症状が気になっています。過去に非定型型抗酸菌症(マック症)と診断され、薬剤治療を受けた後、マック菌は検出されなくなりました。しかし、その後、気管支拡張症と診断され、血痰が出始めました。現在、呼吸器内科で抗生物質と去痰薬を服用しています。 仕事は自営業で金属加工製造を行っており、通勤時間がないため続けていますが、ストレスが多く、特に納期が厳しい時期には体調への影響が心配です。 肺動脈閉塞カテーテル手術を受けるべきか悩んでいます。放射線科での診断では、極端に悪くないとのことで見合わせていますが、今後の悪化を防ぐために注意すべきことを知りたいです。今後の見立てや、病状が進行しないようにするためのアドバイスをいただけると助かります。どうぞよろしくお願いいたします。
医師の回答

こんにちは。ご相談いただきありがとうございます。お仕事を続けながら、呼吸器の病気と向き合っていらっしゃる姿に、心から敬意を表します。

これまで、非定型抗酸菌症や肺がん、気管支拡張症といった病気と向き合い、治療を続けてこられたのですね。今は、気管支拡張症による血痰に対する治療について、どうするべきか迷っていらっしゃるのですね。

「これからどうなるのか」というご不安についてですが、気管支拡張症は、放っておくと症状が進んでしまうことがあります。呼吸が苦しくなったり、血痰が続くと感染症のリスクも高まります。

【次のステップ】

今後のことを考える際に、以下の3つのポイントを参考にしてみてください。

1. 肺動脈閉塞カテーテル治療について

この治療は、血痰を和らげるための方法の一つです。効果やリスクについては、担当の先生から詳しく説明を受けると良いでしょう。セカンドオピニオンを求めることもできます。治療を受けるかどうかは、血痰の状況や体調、日常生活への影響、治療のリスクなどを考慮して決めることが大切です。心配なことは、主治医の先生にしっかり相談して、不安を解消してください。ご自身の考えを大切にしながら、納得のいく決断をしていきましょう。

2. 気管支拡張症の治療について

この病気の治療は、症状を和らげ、進行を抑えることを目指します。具体的には、痰を出しやすくする薬や抗菌薬などを使います。また、日常生活では、水分をしっかり摂ったり、加湿器を使ったりして、痰を出しやすくする工夫も大切です。

3. 仕事との両立について

仕事は生活の活力になりますが、無理は禁物です。体調に合わせて仕事量を調整したり、休息を取ったりしながら、無理なく続けていきましょう。

【まとめ】

気管支拡張症は、適切な治療と日々のケアで、症状をコントロールしながら生活の質を保つことができます。仕事と治療を両立させるためにも、無理をせず、ご自身のペースで進めていくことが大切です。疑問や不安があれば、いつでも医師に相談してください。お近くの呼吸器内科も活用できますので、ぜひご利用ください。これからも、お仕事と健康のバランスを保ちながら、充実した日々を送れるよう、心から応援しています。

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