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くる病 ビタミンD欠乏
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更新日:10/14/2021

監修医師:
阿部 吉倫

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くる病 ビタミンD欠乏とは

骨の石灰化(骨が硬くなること)が妨げられることによって、「類骨」と呼ばれる石灰化していない骨の割合が増えることで、骨が弱くなる病気です。
子供に発症するものが「くる病」、成人に発症するものが「骨軟化症」と呼ばれます。
原因は、遺伝子の異常、ビタミンD、リンやカルシウムの不足、ビタミンDがうまく働かない、薬が原因の薬剤性など多岐に渡ります。
治療は病気の原因によって異なるため、それぞれの原因に即した治療が行われます。

くる病 ビタミンD欠乏の特徴的な症状

進行後のリスク

骨が柔らかく、曲がりやすくなり、伸びにくくなります。
大人では、弱い骨のために骨折しやすく、姿勢を維持するために筋肉や関節に負担がかかることにより、いろいろな関節や背中が痛くなることがあります。さらに進行すると、下肢の筋力低下や臀筋(おしり)の筋力低下による歩行障害、脊椎骨折による背骨の変形などの症状が現れます。
子供では、頭蓋骨を指で押しただけで凹むほど柔らかい、肋骨部が盛り上がる(肋骨念珠)、乳歯の生えるのが遅い、虫歯になりやすい、脊椎が湾曲している、下肢が曲がる(O脚やX脚)、身長が伸びない、転びやすいなどが挙げられます。

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検査・診断

血液検査とX線(レントゲン)検査を行います。血液検査では、血液中に含まれるカルシウム、リン、ビタミンDの濃度や、アルカリホスファターゼと呼ばれる骨を合成する際に働く酵素の濃度を調べます。くる病・骨軟化症では、血中のアルカリホスファターゼ濃度が上昇します。また、X線検査でくる病・骨軟化症に特徴的な骨の変化の有無も確認します。さらに、骨シンチグラフィーと呼ばれる画像検査も行われることがあります。この検査では、目印となる放射性物質を体内に注射して、その物質がどこに取り込まれたか特別なカメラで撮影して調べます。そして最終的に、臨床症状やこれらの検査結果を総合的に考慮して診断されます。

対処法

受診すべき診療科

気になる症状がある方は、小児科(くる病)、内分泌内科または整形外科(骨軟化症)の医師に相談してください。

参考文献

福本誠二,ほか. くる病・骨軟化症の診断マニュアル. 日本内分泌学会雑誌. 2015; 91(Suppl): 1-11. 

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監修医師

阿部 吉倫

診療科・専門領域

  • 内科
2015年東京大学医学部医学科卒。東京大学医学部付属病院、東京都健康長寿医療センターで初期研修を修了。血便を放置し48歳で亡くなった患者との出会いをきっかけにデータサイエンスの世界へ。2017年5月にUbie株式会社を共同創業。2019年12月より日本救急医学会救急AI研究活性化特別委員会委員。2020年 Forbes 30 Under 30 Asia Healthcare & Science部門選出。
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