肩腱板断裂
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/03/28
あなたの症状と肩腱板断裂の関連をAIでチェックする
肩腱板断裂について「ユビー」でわかること
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肩腱板断裂とはどんな病気ですか?
「腱板断裂」とは、肩にある腱板という部分が、加齢や肩の使いすぎにより断裂する病気です。腱板は肩甲骨と上腕骨の周辺の筋肉の腱が集まって形成された板状の構造物で、この部位の断裂により肩の痛みや動かしにくさを生じます。断裂した腱板は自然治癒しにくいため、症状が進行することが多いです。症状があれば早めに整形外科を受診しましょう。
肩腱板断裂の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
肩腱板断裂の専門医がいる近くの病院はありますか?
肩腱板断裂の専門医がいる病院を見る肩腱板断裂のQ&A
- A.
軽い肩の痛みや違和感が起こります。
解説腱板断裂の初期には、軽い肩の痛みや違和感を感じます。症状の程度はさまざまで、症状が強くなると日常生活に支障をきたしたり、夜間の痛みを感じる場合もあります。また、腕を上げる動作での違和感や動きにくさを感じることがあります。
なお、怪我をきっかけに断裂を発症した外傷性腱板断裂の場合、受傷した直後から肩の痛みが起こります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るTodd May et al.“Rotator Cuff Injury”.National Library of Medicine.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK547664/,(参照 2024-03-19).
日本整形外科学会.“肩腱板断裂”.日本整形外科学会.https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/rotator_cuff_tear.html,(参照 2024-03-19). - A.
腱板は自然に修復されません。動かし続けていると徐々に断裂が広がることが多く、痛みや動きの制限が強くなりやすくなります。
解説腱板は断裂すると自然に修復されにくい組織です。症状が出た後も動かし続けていると、断裂が大きくなり、痛みや動かしにくさが強くなることがあります。
また、数年間の長い経過では徐々に肩の軟骨がすり減り、肩の変形が進み、変形性肩関節症となる場合もあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るAtsushi Yamamoto et al. Prevalence and risk factors of a rotator cuff tear in the general population. J Shoulder Elbow Surg. 2010, 19, p.116-120.
Todd May et al.“Rotator Cuff Injury”.National Library of Medicine.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK547664/,(参照 2024-03-19).
Richard S Craig et al. Shoulder replacement surgery for osteoarthritis and rotator cuff tear arthropathy. Cochrane Database Syst Rev. 2020, 4, CD012879. - A.
腱板断裂が起こりやすい人の特徴を解説欄に記載します。また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に回答することでセルフチェックもできます。
解説腱板断裂になりやすい人の特徴として、以下のようなものが挙げられます。
- 40歳以上
- 肩に負担のかかる仕事やスポーツをしている
- 夜間に強い痛みで目が覚めてしまう
- 肩は上がるが、上がる途中で痛みが出る
最終的な診断にはMRIやエコーなどの画像検査が必要です。
なお、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めると、腱板断裂の緊急度や関連する病気を無料でチェックできます。ぜひご活用ください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る織田 弘美. 整形外科外来勤務ハンドブック. 南江堂. 2007
日本整形外科学会.“肩腱板断裂”.日本整形外科学会.https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/rotatorcufftear.html,(参照 2024-03-19).
Todd May et al.“Rotator Cuff Injury”.National Library of Medicine.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK547664/,(参照 2024-03-19). - A.
肩の痛み、動かしにくさなどが起こります。
解説腱板断裂で起こる主な症状は以下の通りです。
痛み
肩を動かした時、特に腕を上に伸ばす途中での痛みが起こりやすくなります。また、夜間寝ている時の痛みのため、途中で目覚めてしまうことも多いです。
動かしにくさ
肩を上に上げる、後ろに回すなどの動作が難しくなり、動かしにくさを感じます。肩を上げる際に力が入りにくいと感じる場合もあります。
肩の音
肩を上げた時や動かした時に、ゴリゴリとする音が生じることがあります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る織田 弘美. 整形外科外来勤務ハンドブック. 南江堂. 2007
Atsushi Yamamoto et al. Prevalence and risk factors of a rotator cuff tear in the general population. J Shoulder Elbow Surg. 2010, 19, p.116-120.
Brent A Ponce et al. Rotator cuff crepitus: could Codman really feel a cuff tear?. J Shoulder Elbow Surg. 2014, 23, p.1017-1022. - A.
加齢による腱板の変性、肩への繰り返しの負荷、怪我などが原因となります。
解説腱板断裂の主な原因は以下の通りです。
加齢
年齢とともに腱板の弾力性が低下し、小さな損傷が蓄積されて最終的に断裂に至ることがあります。40代から徐々に増加します。高齢者の場合は特にきっかけがなくても、肩の痛みの原因を調べたら腱板断裂だったというケースも多いです。
肩への繰り返しの負荷
水泳や野球などの肩を大きく動かすスポーツや、重いものを持ち上げる肉体労働などで腱板に負荷がかかり、断裂しやすくなります。
怪我
転倒して肩に強い衝撃が加わった時などに断裂します。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るA A Narvani et al. Degenerative rotator cuff tear, repair or not repair? A review of current evidence. Ann R Coll Surg Engl. 2020, 102, p.248-255.
織田 弘美. 整形外科外来勤務ハンドブック. 南江堂. 2007
日本整形外科学会.“肩腱板断裂”.日本整形外科学会.https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/rotator_cuff_tear.html,(参照 2024-03-19).
肩腱板断裂について、医師からのよくある質問
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- 整形外科