肩腱板断裂
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/03/28
あなたの症状と肩腱板断裂の関連をAIでチェックする
肩腱板断裂について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
肩腱板断裂とはどんな病気ですか?
肩腱板断裂のQ&A
- A.
腱板は自然に修復されません。動かし続けていると徐々に断裂が広がることが多く、痛みや動きの制限が強くなりやすくなります。
解説腱板は断裂すると自然に修復されにくい組織です。症状が出た後も動かし続けていると、断裂が大きくなり、痛みや動かしにくさが強くなることがあります。
また、数年間の長い経過では徐々に肩の軟骨がすり減り、肩の変形が進み、変形性肩関節症となる場合もあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るAtsushi Yamamoto et al. Prevalence and risk factors of a rotator cuff tear in the general population. J Shoulder Elbow Surg. 2010, 19, p.116-120.
Todd May et al.“Rotator Cuff Injury”.National Library of Medicine.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK547664/,(参照 2024-03-19).
Richard S Craig et al. Shoulder replacement surgery for osteoarthritis and rotator cuff tear arthropathy. Cochrane Database Syst Rev. 2020, 4, CD012879. - A.
腱板断裂が起こりやすい人の特徴を解説欄に記載します。また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に回答することでセルフチェックもできます。
解説腱板断裂になりやすい人の特徴として、以下のようなものが挙げられます。
- 40歳以上
- 肩に負担のかかる仕事やスポーツをしている
- 夜間に強い痛みで目が覚めてしまう
- 肩は上がるが、上がる途中で痛みが出る
最終的な診断にはMRIやエコーなどの画像検査が必要です。
なお、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めると、腱板断裂の緊急度や関連する病気を無料でチェックできます。ぜひご活用ください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る織田 弘美. 整形外科外来勤務ハンドブック. 南江堂. 2007
日本整形外科学会.“肩腱板断裂”.日本整形外科学会.https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/rotatorcufftear.html,(参照 2024-03-19).
Todd May et al.“Rotator Cuff Injury”.National Library of Medicine.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK547664/,(参照 2024-03-19). - A.
軽い肩の痛みや違和感が起こります。
解説腱板断裂の初期には、軽い肩の痛みや違和感を感じます。症状の程度はさまざまで、症状が強くなると日常生活に支障をきたしたり、夜間の痛みを感じる場合もあります。また、腕を上げる動作での違和感や動きにくさを感じることがあります。
なお、怪我をきっかけに断裂を発症した外傷性腱板断裂の場合、受傷した直後から肩の痛みが起こります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るTodd May et al.“Rotator Cuff Injury”.National Library of Medicine.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK547664/,(参照 2024-03-19).
日本整形外科学会.“肩腱板断裂”.日本整形外科学会.https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/rotator_cuff_tear.html,(参照 2024-03-19). - A.
肩の痛み、動かしにくさなどが起こります。
解説腱板断裂で起こる主な症状は以下の通りです。
痛み
肩を動かした時、特に腕を上に伸ばす途中での痛みが起こりやすくなります。また、夜間寝ている時の痛みのため、途中で目覚めてしまうことも多いです。
動かしにくさ
肩を上に上げる、後ろに回すなどの動作が難しくなり、動かしにくさを感じます。肩を上げる際に力が入りにくいと感じる場合もあります。
肩の音
肩を上げた時や動かした時に、ゴリゴリとする音が生じることがあります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る織田 弘美. 整形外科外来勤務ハンドブック. 南江堂. 2007
Atsushi Yamamoto et al. Prevalence and risk factors of a rotator cuff tear in the general population. J Shoulder Elbow Surg. 2010, 19, p.116-120.
Brent A Ponce et al. Rotator cuff crepitus: could Codman really feel a cuff tear?. J Shoulder Elbow Surg. 2014, 23, p.1017-1022. - A.
加齢による腱板の変性、肩への繰り返しの負荷、怪我などが原因となります。
解説腱板断裂の主な原因は以下の通りです。
加齢
年齢とともに腱板の弾力性が低下し、小さな損傷が蓄積されて最終的に断裂に至ることがあります。40代から徐々に増加します。高齢者の場合は特にきっかけがなくても、肩の痛みの原因を調べたら腱板断裂だったというケースも多いです。
肩への繰り返しの負荷
水泳や野球などの肩を大きく動かすスポーツや、重いものを持ち上げる肉体労働などで腱板に負荷がかかり、断裂しやすくなります。
怪我
転倒して肩に強い衝撃が加わった時などに断裂します。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るA A Narvani et al. Degenerative rotator cuff tear, repair or not repair? A review of current evidence. Ann R Coll Surg Engl. 2020, 102, p.248-255.
織田 弘美. 整形外科外来勤務ハンドブック. 南江堂. 2007
日本整形外科学会.“肩腱板断裂”.日本整形外科学会.https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/rotator_cuff_tear.html,(参照 2024-03-19).
肩腱板断裂について、医師からのよくある質問
- 肩が痛みますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 整形外科