腱滑膜巨細胞腫は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
主にチロシンキナーゼ阻害薬が用いられ、副作用として肝機能障害や消化器症状などがあります。
腱滑膜巨細胞腫の薬による治療は、主にCSF1受容体を標的とするチロシンキナーゼ阻害薬(腫瘍の増えるスイッチを止める薬)で行います。代表例はペキシダルチニブです。この薬は、手術が難しい場合や、手術後に再発をくり返す「びまん型(広がるタイプ)」の腱滑膜巨細胞腫に対して使用されます。
主な副作用は、以下の通りです。
- 肝機能障害(肝臓の数値が悪くなる):重くなることがあるため、定期的な血液検査が必要で、異常時は減量や中止が検討されます。
- 消化器症状:吐き気、下痢、腹痛など。
- むくみ:顔や手足の腫れ。
- そのほか:疲れやすい、脱毛、味の変化など。
副作用の出方には個人差があります。治療中は医師の指示に従い、定期的な検査を受けることが大切です。気になる症状があれば、早めに主治医や薬剤師に相談してください。
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北水会記念病院 整形外科
栗原 信吾 監修
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