腱滑膜巨細胞腫の手術後に再発することはありますか?
手術後も再発する可能性があり、特に広範な病変や不完全な切除でリスクが高まります。
腱滑膜巨細胞腫は、良性腫瘍でありながら、手術で切除しても再発する可能性があることが知られています。特に、関節全体に広がる「びまん型」の腱滑膜巨細胞腫では、再発率が高い傾向にあります。
再発のリスクが高まる要因としては、以下のような点が挙げられます。
- 腫瘍の広がり: 腫瘍が広範囲に及んでいる場合、手術で完全に切除することが難しく、微小な病変が残存しやすいです。
- 不完全な切除: 手術時に腫瘍の一部が取り残されてしまうと、そこから再増殖する可能性があります。
- 発生部位: 複雑な構造を持つ関節(例:膝関節)に発生した場合、完全切除がより困難になることがあります。
- 多発性病変: 複数の関節や部位に同時に発生している場合。再発した場合でも、再度手術や薬物療法が検討されます。
そのため、手術後も定期的な経過観察(診察やMRI検査など)が非常に重要となり、再発の兆候を早期に発見し、適切な対応をとることが大切です。
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北水会記念病院 整形外科
栗原 信吾 監修
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