老衰が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
老衰の進行や介護負担などを感じたら、早めに主治医に相談しましょう。
老衰が疑われる段階では、すでに訪問診療の導入などにより、定期的に病院を受診されていることが多いかと思います。
その中でも数ヶ月単位で食事量・活動性が徐々に落ち、ほぼ寝たきりに近づいてきた段階で、改めてかかりつけ医に「老衰かどうかの再評価の必要性」「今後の予想される経過」「自宅でできるケア」「看取りの場所や延命治療の希望」などを相談するとよいと考えられます。
さらに、息苦しさ、強い痛み、発熱、繰り返す嘔吐や下痢があるなど、治療適応のある他疾患の発症可能性があるときや、家族だけでは水分・排泄・体位変換などの介護を続ける自信がなくなってきたときも、早めにかかりつけ医などに相談する必要性があると考えられます。
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(参考文献)
厚生労働省.“人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン”..https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10802000-Iseikyoku-Shidouka/0000197701.pdf,(参照 2025-12-04).
厚生労働省.“人生の最終段階における医療・ケアに関する意識調査”..https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/saisyuiryo.html,(参照 2025-12-04).
日本老年医学会.“高齢者の人生の最終段階における医療・ケアに関する立場表明2025”..https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/proposal/pdf/tachiba2025.pdf,(参照 2025-12-04).
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富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
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