原発不明がんの余命について教えてください。
生命予後は、原発不明がんの中でも予後良好群と予後不良群、診断時の全身状態や転移臓器によっても異なります。
原発不明がん1,000例の予後解析では、生存期間中央値(全体の50%の患者さんが亡くなるまでの期間)は11ヶ月と報告されています(2019年1月報告)。
原発不明がんには、特定の臓器(乳房、卵巣、前立腺、頭頸部、大腸)からの転移が病理学的検査で強く疑われる場合や、特定の組織型(神経内分泌腫瘍、胚細胞腫瘍など)が認められる場合が20%存在します。
これらは、それぞれのタイプに応じた治療方針に基づいて治療を行うことで、長期予後が期待できる予後良好群と知られています。例えば、女性、腺がん、腋窩リンパ節転移のみを認める場合には、乳がんに準じた治療を行い、10年生存割合は約65%と報告されています。
一方で、予後不良群では生存期間中央値が3〜10ヶ月程度であることが報告されています。
愛知県がんセンターゲノム医療センター 腫瘍内科
梅垣 翔 監修
(参考文献)
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