強直性脊椎炎が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
症状がある場合は整形外科やリウマチ科を受診しましょう。また、眼の症状がある場合は早めに眼科を受診しましょう。
受診する診療科について
症状がある場合は整形外科やリウマチ科を受診しましょう。また、眼の症状がある場合は早めに眼科を受診しましょう。
受診の目安について
腰痛を繰り返したり長引く場合や、片側の目が痛む・かすむ・虫が飛んでいるように感じる・まぶしく感じるなどの眼の症状がある場合です。病気の進行を防ぐためには早期の診断・治療が重要なので、気になる症状があれば一度受診してみてください。
また、強直性脊椎炎の腰痛は「炎症性腰痛」と言われ、以下の特徴があります。4つ以上当てはまった場合には特に受診をおすすめします。
- 40歳未満での発症
- 緩徐な発症(急性発症ではない)
- 運動で痛みが改善する
- 安静で改善しない
- 夜から明け方にかけて痛みがある
公開日:
最終更新日:
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
Sieper J et al. New criteria for inflammatory back pain in patients with chronic back pain: a real patient exercise by experts from the Assessment of SpondyloArthritis international Society (ASAS). Ann Rheum Dis. 2009, 68, p.784-788.
公益財団法人日本眼科学会.“ぶどう膜炎”.一般の皆さまへ.https://www.nichigan.or.jp/public/disease/name.html?pdid=21,(参照 2023-10-22).
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