強直性脊椎炎・体軸性脊椎関節炎
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/03/28
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強直性脊椎炎・体軸性脊椎関節炎について「ユビー」でわかること
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強直性脊椎炎・体軸性脊椎関節炎と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
背中の痛みがある
- 症状の出方
- 全く前ぶれのない突然の発症だった
- 症状の程度
- 人生最大の痛み、もしくは想像出来る中で最大の痛み
お尻や腰回りにしびれがある
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の頻度
- 初めての症状である
- 症状の出方
- ある瞬間から急にでてきた
強直性脊椎炎・体軸性脊椎関節炎とはどんな病気ですか?
「強直性脊椎炎」とは、背骨や首・骨盤の骨に炎症が起こる病気で、腰や背中が痛くなり、運動すると改善することが特徴です。主に痛み止めや抗リウマチ薬などで治療します。症状がある場合は、整形外科やリウマチ科を受診し、眼をはじめとした他の臓器の症状がある場合は早めに眼科を受診することも大切です。
強直性脊椎炎・体軸性脊椎関節炎の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
強直性脊椎炎・体軸性脊椎関節炎への対処法は?
適度なストレッチが勧められます。適切な評価と治療を受けるために、専門の医療機関を受診してください。日本AS友の会が作成しているAS web (http://www5b.biglobe.ne.jp/asweb/index.html)もご参照ください。
強直性脊椎炎・体軸性脊椎関節炎の専門医がいる近くの病院はありますか?
強直性脊椎炎・体軸性脊椎関節炎の専門医がいる病院を見る強直性脊椎炎・体軸性脊椎関節炎のQ&A
- A.
強直性脊椎炎の可能性もありますが、必ずしも強直性脊椎炎とは限りません。
解説腰痛とともに微熱もある場合、強直性脊椎炎の可能性はあります。
強直性脊椎炎の主な症状は関節の痛みやこわばりですが、全身症状として体のだるさ、疲れやすさ、体重減少、微熱などが出ることもあります。
そのため、腰痛と微熱がある場合には、強直性脊椎炎の可能性を否定できません。
ただし、腰痛と微熱の症状は、どちらも強直性脊椎炎でなくても一般的によくみられる症状です。
強直性脊椎炎はまれな病気のため腰痛と微熱の症状があるだけの場合には可能性は高くないですが、不快な症状が長引く場合には一度医療機関を受診することをおすすめします。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省 難治性疾患政策研究班.“強直性脊椎炎(指定難病271)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/4847,(参照 2024-12-23).
- A.
痛いときと痛みのないときの波が激しく、動くと楽になる腰痛は強直性脊椎炎の可能性が考えられます。
解説波がある腰痛の症状があり、動くと楽になる場合には、強直性脊椎炎の可能性が考えられます。
特に初期では、痛みが強いときとまったく痛みがなくなるときの波が激しくなります。
強直性脊椎炎の痛みは安静にしても軽くならず、むしろ動くと改善するような痛みが特徴です。
強直性脊椎炎の患者さんの多くは腰痛や殿部(おしり)痛から始まり、段々と背中全体や頚部へ痛みが広がります。肩や股関節、膝関節などに痛みが出てくることもあります。
腰背部痛はゆっくりと始まることが多いですが、急激に痛みが生じることもあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省 難治性疾患政策研究班.“強直性脊椎炎(指定難病271)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/4847,(参照 2024-12-23).
- A.
痛みやこわばりの症状がなく全身の関節が鳴る場合には、強直性脊椎炎の可能性は低いと考えられます。
解説関節が鳴るという症状は、強直性脊椎炎とは直接の関連はないと考えられます。
ただし、強直性脊椎炎の主な症状は関節の痛みやこわばりですので、これらの症状が併発している場合には強直性脊椎炎の可能性も考えられます。
強直性脊椎炎の患者さんの多くは腰痛や殿部(おしり)痛から始まり、段々と背中全体や頚部へ痛みが広がります。肩や股関節、膝関節などに痛みが出てくることもあります。
安静にしても軽くならず、むしろ動くと改善するような痛みが強直性脊椎炎の痛みの特徴です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省 難治性疾患政策研究班.“強直性脊椎炎(指定難病271)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/4847,(参照 2024-12-23).
- A.
腰の靱帯に炎症が起こり、痛みや腫れがみられることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る強直性脊椎炎の場合、腰の靱帯に炎症が起こることがあります。強直性脊椎炎の発症の際には、免疫異常が関連していると言われています。
免疫異常による炎症は、靱帯付着部(腱・靱帯が骨に着く部位)から始まり、そこから連なって靱帯に炎症が起こります。炎症の起こった部位には、痛みや腫れがみられます。
さらに進行すると脊椎・関節の動きが悪くなって強直が起こり、脊椎や四肢関節の運動制限が起こることになります。 - A.
可能性としては、強直性脊椎炎のほか、変形性脊椎症や椎間板ヘルニア、骨折、内臓疾患などさまざまあります。
解説腰が痛くて眠れない場合、可能性のひとつとして強直性脊椎炎が挙げられます。
強直性脊椎炎は腰や殿部(おしり)から痛みが出始め、段々と背中全体や頚部へ広がっていきます。
安静にしても痛みが軽くならず、むしろ動くと改善するような痛みが強直性脊椎炎の痛みの特徴です。
そのため、夜眠ろうと布団に入ると腰が痛くなり、眠れない状態になることがあります。
ただし、腰が痛くなる原因には、その他にも変形性脊椎症や椎間板ヘルニア、骨折、内臓疾患などさまざまあります。
眠れないほど腰が痛む場合には、一度医療機関を受診することをおすすめします。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省 難治性疾患政策研究班.“強直性脊椎炎(指定難病271)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/4847,(参照 2024-12-23).
- A.
背中の痛みの原因には、骨や筋肉の異常、怪我、ストレス、内臓疾患などがあります。
解説背中の痛みが出る原因は、骨や筋肉の異常、怪我、ストレス、内臓疾患など、さまざまあります。
子供が背中が痛いと訴える場合には、成長痛や筋肉痛などの可能性や、スポーツなどにより痛めている可能性も考えられます。
痛みが激しい場合や、しばらく様子を見ても症状が改善しない場合には、医療機関を受診することをおすすめします。
10代の子供の背中の痛みは強直性脊椎炎の可能性もないとは言い切れませんが、日本人は強直性脊椎炎の発病に関連していると言われているHLA-B27の保有率が低いこともあり、まれな病気です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省 難治性疾患政策研究班.“強直性脊椎炎(指定難病271)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/4847,(参照 2024-12-23).
- A.
痛みは徐々に広がっていき、安静にしているよりも動いたほうが痛みが改善するのが特徴です。
解説強直性脊椎炎の場合、痛みは骨盤の仙骨と腸骨の間にある仙腸関節から始まります。そのため、仙骨に近い腰や殿部(おしり)から痛みが出始め、段々と背中全体や頚部へ広がっていきます。
肩や股関節、膝関節などに痛みが出てくることもあります。腰背部痛はゆっくりと始まることが多いですが、急激に痛みが生じることもあります。
安静にしても軽くならず、むしろ動くと改善するような痛みが強直性脊椎炎の痛みの特徴です。
初期には、痛みが強いときとまったく痛みがなくなるときの波が激しくなります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省 難治性疾患政策研究班.“強直性脊椎炎(指定難病271)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/4847,(参照 2024-12-23).
- A.
腰や背中の筋肉が固まっている場合、強直性脊椎炎の可能性は考えられます。
解説腰や背中の筋肉が固まっている場合、強直性脊椎炎の可能性も考えられます。
多くの場合、40歳代に入ると激しい疼痛の症状は沈静化していき、代わりに脊椎や関節の運動制限(拘縮や強直)の症状が中心になります。
脊椎は次第に前に曲がっていき、前屈みの姿勢になります。脊椎の可動性が悪くなっていくため、起き上がったり立ち上がったりするのが難しくなることも考えられます。
ただし、腰や背中の動きが悪くなる原因はほかにも考えられますので、このような症状があるからといって、必ずしも強直性脊椎炎であるというわけではありません。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省 難治性疾患政策研究班.“強直性脊椎炎(指定難病271)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/4847,(参照 2024-12-23).
- A.
強直性脊椎炎の可能性も考えられますが、背中の痛みの原因はほかにもさまざまなものがあります。
解説子供が背中が痛いと訴える場合、強直性脊椎炎の可能性も考えられます。
ただし、日本人は強直性脊椎炎の発病に関連していると言われているHLA-B27の保有率が低いこともあり、まれな病気です。
強直性脊椎炎のほとんどが10~20代で発症し、腰痛や殿部痛から始まります。
痛みは背中全体や頚部まで広がることもあるため、10代の子供の背中の痛みは強直性脊椎炎の可能性がないとは言い切れません。
しかし、背中の痛みを生じる原因はほかにもさまざまあり、日本における強直性脊椎炎の患者さん数は諸外国に比べて極めて少ないことから、可能性は低いと考えられます。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省 難治性疾患政策研究班.“強直性脊椎炎(指定難病271)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/4847,(参照 2024-12-23).
- A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説強直性脊椎炎になりやすい人の特徴として、以下が挙げられます。
- 男性
- 20~40歳
- 親や兄弟が強直性脊椎炎
また、以下の項目に4つ以上当てはまれば、強直性脊椎炎の可能性があります。
- 40歳未満で腰痛持ちになる
- 緩徐な発症(急性発症ではない)
- 運動で痛みが改善する
- 安静で改善しない
- 夜から明け方にかけて痛みがある
特に仙腸関節炎と言われた方や、片側のぶどう膜炎(目がかすむ、虫が飛んでいるように感じる、まぶしく感じるなどの症状)を繰り返している方で上記のような腰痛がある方は受診をおすすめします。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、無料で強直性脊椎炎かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るWenker KJ et al. Ankylosing Spondylitis. StatPearls [Internet]. 2023.
Sieper J et al. New criteria for inflammatory back pain in patients with chronic back pain: a real patient exercise by experts from the Assessment of SpondyloArthritis international Society (ASAS). Ann Rheum Dis. 2009, 68, p.784-788. - A.
腰やお尻の痛みから初期症状が始まることが多いです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る強直性脊椎炎は腰やお尻の痛みから初期症状が出現することが多いです。
ただし、ぎっくり腰や加齢に伴うものと誤解され、見逃されている場合も多いです。
また、ぶどう膜炎やアキレス腱炎など脊椎(首、背中、腰の骨)以外の症状をきっかけに、強直性脊椎炎だと診断されることもあります。 - A.
HLA-B27(ヒト白血球抗原の型のひとつ)が関連していると言われています。
解説強直性脊椎炎の原因ははっきりとはわかっていませんが、発病にはHLA-B27(ヒト白血球抗原の型のひとつ)が関連していると言われています。
ただし、HLA-B27を保有しているすべての人が発症するわけではありません。
強直性脊椎炎を発症するのは、HLA-B27を保有している人のうちの10%未満と報告されています。
日本人はHLA-B27の保有率が低く、日本の患者さん数は諸外国に比べて極めて少ないと言われています。
また、分娩、怪我、手術などが、強直性脊椎炎の発症や病状悪化のきっかけになる可能性が示されています。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る厚生労働省 難治性疾患政策研究班.“強直性脊椎炎(指定難病271)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/4847,(参照 2023-10-22).
強直性脊椎炎・体軸性脊椎関節炎と似た病気をチェック
強直性脊椎炎・体軸性脊椎関節炎について、医師からのよくある質問
- お尻や腰回りに痛みやしびれはありますか?
- 背中が痛みますか?
- しびれや感覚のおかしさを感じますか?
- 肩が痛みますか?
- 腰が痛みますか?
監修医師
診療科・専門領域
- リウマチ科